習い事の先生へのお歳暮って何をお贈りするのがいいのか、悩んでしまいますよね。
何を贈ればいいのか迷った時って商品券が無難っていいますが、お歳暮に商品券って失礼にならないんでしょうか?
商品券は現金と同じだから失礼になるっていう話も聞いたり聞かなかったり・・・。
そこで自宅で「習い事」を教えている母に、「講師の本音」を聞いてきました!
習い事のお歳暮に商品券は失礼になる?
以前、子供の習い事にお歳暮は必要?金額は?渡し方は?先生の本音をご紹介で、習い事の先生にお歳暮を贈るべきかどうかについてご紹介しました。
その時は「贈らないといけないわけではない。あくまでも気持ち次第」っていう話をしたんですが、じゃあいざ贈りますってなった時に悩むのが、「何をお贈りしようか」ってことなんですよね。
先生の好みをしっかりと理解していたり、これなら確実に喜んでもらえるっていうものが分かっていれば楽なんですが、そうでないととにかく悩みます。
せっかく贈るなら、もらって嬉しいもの、喜んでいただけるものを贈りたいですもんね(*´▽`*)
そんな時に思いつくのが商品券です!
商品券だったら先生が自分で好きなものを買うことが出来ます。
でも金額が正確に分かってしまうし、現金同様のものを贈るのは失礼だっていう人もいます。
実際のところどうなんでしょうか?
自宅で子供から大人までを対象に、ピアノを教えている母に聞いてみました(^▽^)/
結論。
だそうです(笑)
ただ、頂いて困ってしまった商品券やギフトカードも、過去にはあったんだとか。
それは特定店舗でしか使えなかったり、趣味嗜好が反映されるようなもの。
たとえば某スーパーや百貨店でしか使えない商品券や、特定のレストランでしか使えないようなギフトカード。
そのデパートが先生の家の近くにあったとしても、そこで買い物をしているとは限りません。
どんなにそのレストランが美味しいことで有名でも、先生にはあまり興味がないお店かもしれません。
もしくはビール券やお米券のように、用途が限られてしまっているもの。
先生のお宅にビールを飲む方がいないかもしれないし、今の時代こだわりのお米を農家や個人のお店から直接購入している人も少なくないです。
そうなるとせっかく頂いたお米券も使えない可能性がありますよね。
こうやって考えていくと商品券をお贈りする時は、全国どこでも広範囲でさらに用途を限定しないタイプの商品券が一番喜ばれます。
全国のデパートで使える「全国百貨店共通商品券」や、クレジットカード会社が発行しているようなVISAギフトカードやJCBギフトカードのようなものが無難です。
もちろん先生や先生のご家族に読書好きの方や参考書などが必要な学生さんがいらっしゃるのであれば図書カードでもいいでしょうし、JTB経由で旅行に頻繁に行かれているのであればJTBの旅行券でも喜んでいただけると思います。
商品券をお歳暮にお贈りすることは失礼にはなりませんが(むしろ喜ばれる!)、その商品券は先生にとって使い勝手がいいのかどうかはちょっと考えてみて下さいね(*´▽`*)
お歳暮に商品券を贈る時の渡し方
習い事の先生にお歳暮として商品をお贈りしたい、どんな渡し方をしたら失礼にならないんだろう?
やっぱり気にしてしまいますよね^^
最近のお歳暮は郵送や宅配などでお届けすることも多くなってます。
でもお稽古ごとの先生っていうことは、定期的にお会いしますよね。
できれば、12月のお稽古の時にでも直接お渡ししたいところです。
小さいお子さんの習い事であれば、レッスンの時にでお母さんが一緒に行って親子でお渡しするのがおすすめ。
ただ、ちょっと気をつけたいのが他の生徒さんがお歳暮をどうする予定なのかってこと。
ほとんどの生徒さんがお歳暮を贈るのであれば気にしなくても大丈夫ですが、そうでないのであれば先生のお渡しするタイミングは気をつけましょう。
お歳暮をお渡ししているのを見られて、「先生のご機嫌取りをしている」と思われたり「お歳暮を渡しているからえこひいきされてる」と誤解されてしまうこともたまにあります。
出来るだけ他の生徒さんと鉢合わせにならない時に渡したいですね。
お歳暮の商品券を郵送する時の送り方
さっき、出来れば手渡しでって書きましたが、他の生徒さんとの都合上どうしても渡すタイミングがないってこともあります。
もしくは渡すつもりだったのに、タイミングを逃してしまった、急にお稽古がお休みになってしまった。
何だかんだで手渡しが出来ない、出来なかったっていうことも有り得ます。
そんな時は郵送で送りましょう。
ただ気をつけないといけないのは、商品券は他のお歳暮と違って現金同様だということ。
特に取り扱いには気をつけたいですよね。
予め今年のお歳暮は手渡しできないと分かっている時は、商品券を購入する時に百貨店やお店から直接郵送してもらう手配をするのが確実です。
お歳暮だっていうことを伝えれば、熨斗もちゃんとつけてもらえますし、配達時期も指定できます。
最初は手渡しするつもりだったけど予定が変わって送ることになった場合。
この場合は記録の残る方法で送りますが、気をつけたいのが宅急便はダメだっていうことです。
商品券は「有価証券」の一種で、有価証券を宅急便で送ることは禁止されています。
まあ商品名に書かなければバレないよね?って聞かれたら、うん、そうかも・・・ですが、もし配達途中で紛失などの被害にあっても補償はしてもらえない可能性が高いです。
一番おすすめなのは一般書留もしくは簡易書留です。
どちらも配達記録がきちんと残りますし、万一の時は補償も有効ですよ(*´▽`*)
習い事のお歳暮に商品券は失礼?渡し方や送り方は?先生の本音はどうなの?―さいごに
商品券って現金みたいなもんだし、お歳暮として差し上げるのは失礼なのかも・・・と思ってしまいがちですが、講師側の本音としては「商品券は失礼なんかじゃない、むしろ嬉しい」というのが実態です。
何を贈ったらいいのか悩んだら、商品券もぜひ候補にいれてみてくださいね。
その時はなるべく使い道が限定されない商品券を選ぶようにしましょう(^▽^)/