子供の習い事にお歳暮は必要?金額は?渡し方は?先生の本音をご紹介

 

お子さんが習い事に通っている方、先生にお歳暮を贈るべきなのか悩みますよね( ・´ー・`)

周りは皆贈ってるのに自分だけしていない、逆に周りが何もしていないのに自分だけしているのも浮いてしまいそう・・・。

他のお母さん方がどうしてるのか気になるけど、聞きづらかったり、聞ける人がいなかったりっていうこともありますよね。

私の母は家で「お稽古ごとの先生」をしています。

私が小さいころからお中元、お歳暮はよくいただいていました。

教える側の先生はお歳暮をどう捉えているのか?

子度の習い事にお歳暮は必要なの?金額はいくらくらいが相場なの?

お歳暮の渡し方はどうするのが失礼がない?

講師の本音をご紹介します!

 
  

子供の習い事にお歳暮は必要?

お歳暮やお中元って、昔からある日本の習慣ですよね。

私が子供のころは学校の担任の先生や習い事の先生にお歳暮をお贈りするのは、ごくごく当たり前の光景だった気がします。

でも今は時代が変わったというか、必ずしもお歳暮を贈る人ばかりではないんですよね。

そういう贈り物は一切遠慮しますっていう人も増えてきていますし。

だからこそ、どうしたらいいんだろう・・・?って悩むお母さんが増えてしまうわけで(;^ω^)

 
今の「主流派な考え方」は大体こんな感じになってきています。

  • 会社(法人)として教師が複数いて、自分の子どもも「大勢の生徒の1人」という位置づけの場合は特に贈らない。
  • 先生が1人で全てやりくりしているような個人経営の場合は、先生との関係性で贈ったり贈らなかったりする。
  • 月謝を払っているので基本は何もしない、でも特にいつもよりも気にかけてもらった時は贈る(学校の宿題を特別に見てもらった、生徒側の都合でレッスンのスケジュールを何度も変更してもらった、プロを目指していて本格的な指導をお願いしている、とか)
  • お歳暮ではなく、1年の御礼として年末にちょっとしたものをお渡しする。
  • お歳暮ではなく、家族旅行や帰省の時にお土産を買ってお渡しする。

 
先生が何人もいるような塾や教室ではお歳暮やお中元などは贈らないっていう人は、とても一般的になっています。

というよりも、そういったところではそういった先生への贈り物は禁止されているところも多いですよね。

でも悩むのが個人経営のお教室の場合なんですよねー。

これは↑でも書いたように、贈るのか贈らないのかはいろいろでルールがないんですよ。

まさにその人の気持ち次第!(;^ω^)

 
では、お歳暮をもらう側の先生はどう思っているのか?

 
私の母は家でピアノの教室を開いています。

生徒さんは幼稚園児から大人まで、趣味で気楽にやっている人もいれば、音大受験を目指して真剣に学んでいる生徒さんもいます。

私が小さい頃は生徒数も多くて100人以上いたかな?

個人の自宅で教えているってことを考えると、生徒数も多い方ですよねー。

今は母も年取ってきてるし、ピアノよりも英語や塾に行く子が多いので40人くらいだそうです。

そんな母にずばり聞いてみました。

お歳暮って必要?

答えは、

昔は習慣で頂くことが多かったけど、今も昔もお歳暮が必要だった事なんてない。ただ、昔(20年くらい前まで)は8割9割の生徒さんから頂いていたけど、今は半分以下。3割くらいかな?

だそうです!

お歳暮を貰ったからと言って、特別に力を入れて教えるなんてことはしないそうです。

もちろんお歳暮が貰えなかったから手を抜くなんてこともしてません(;”∀”)

ただ、お歳暮っていう形式にこだわらずに、感謝の気持ちが伝わってくると素直に嬉しいしますます頑張ろうっていう力になるとは言っていました。

 
ということで、結論を出してみましょう!

今やお歳暮は、子供の習い事の先生にまで贈る人は少なくなってきている

個人経営以外の習い事でお歳暮を贈る人はもっと少ない(受け取らないところも多い)

子供の趣味として通っている程度であれば(プロを目指した本格レッスンではない)、特に気にしなくても大丈夫

本来の習い事の範囲以上のことをしてもらったり、融通を利かせてもらったりしている場合は贈る人も多い

習い事の先生は、お歳暮を貰ったかどうかで態度を変えない

お歳暮という形でなくても、お世話になっているお礼を先生に伝えるのは大いにアリ

 
お歳暮が必要かと言われたら絶対必要っていうわけではない。

習い事の先生にお歳暮を贈るか贈らないかは、先生との距離感や関係性で決めてもいいと思います。

でも贈らないと決めたとしても、月謝を払ってるんだからしてもらって当然というのではなく、どんな形でもいいから先生に感謝の気持ちを伝えること。

これが一番大事ですね♪

 

習い事の先生へのお歳暮の金額は幾らぐらい?

習い事の先生にお歳暮を贈ると決めた場合、金額はいくらぐらいが相場なんでしょう?

昔から言われているのは、「月謝の一か月分」です。

でも子供の、しかも趣味などの習い事であればそこまでしている家庭は少ないです。

あ、月謝がいくらなのかにもよりますけどね(^^;

子供の習い事の先生へのお歳暮としては、3000円~5000円くらいが割と一般的ですね。

母の教室では、幼稚園から小学生くらいの生徒さんで週1回のレッスンの場合、1か月7000円が目安です。

ここに兄弟割引があったり、生徒さんのレベルや年齢なんかで多少前後する感じなのかな?

こんな感じで、お歳暮の平均は3000円くらいだそうですよ。

兄弟で通ってきていたりすると5000円程度になる家庭も多いとか(1人5000円ではなく1家庭5000円)

3000円を1つの基準として考えましょう(^▽^)/

 

習い事の先生へのお歳暮の渡し方はどうする?

お歳暮の渡し方に決まりはありません(笑)

他の生徒さんの親がお歳暮を渡しているのかどうか分からない場合、ちょっと気になりますよね。

渡しているところを見られたら、ご機嫌取りをしようとしていると思われたり、先生にえこひいきされてるって思われたりすることも。

逆に、渡す予定のなかった親御さんへのプレッシャーとなってしまったケースもあるそうです。

ということで、特にルールはありませんが、こんなことに注意してみてはいかがでしょうか?

他の生徒さんがいる前では渡さない

子供と一緒に渡す

この2つです。

 
お子さんと一緒に渡す理由は2つ。

1つ目は、実際に先生にお世話になっているのは子供なので、子供と一緒に感謝の気持ちを表す。

2つ目は、子供が見ているところで先生への敬意を表したり、お世話になっている方へ感謝やご挨拶を伝えるという行動は、子供にとっていい教育になる。

 
どちらも納得の理由ですよね(*´▽`*)

 

子供の習い事にお歳暮は必要?金額は?渡し方は?先生の本音をご紹介―さいごに

子供の習い事の先生に対するお歳暮は、もはや絶対ではありません。

でも日頃お世話になっている気持ちは何らかの形で表したいですよね。

その「感謝の形」をお歳暮とするのかは、先生との距離、関係性、お世話になっている度合いなどを考えながら決めではいかがでしょうか?(^^)