奈良公園へのアクセス電車だと?観光の所要時間とモデルコースをご紹介!

 

奈良といえば奈良公園!

奈良公園には東大寺、春日大社、興福寺、正倉院、奈良国立博物館・・・とにかく見所がいっぱい!

奈良に始めて観光に来たのに奈良公園を訪ねない人なんている!?って思ってしまうくらいです(笑)

でもその分とにかく広いんですよね。

広すぎて事前に計画を立ててからいかないと、あれもこれも見たかったのに時間が-!ってなってしまいます。

今日はそんな奈良公園に注目してみました♪

大阪や京都から奈良公園までのアクセス、奈良公園での観光にかかる所要時間の目安、そして見どころを網羅したモデルコースをご紹介します!

 
  

奈良公園へのアクセス電車の場合は?大阪や京都からの行き方

関西に行くと京都や大阪に泊まって、奈良には京都・大阪から向かうって人が多いですよね。

奈良に泊まるっていう人も、新幹線は止まらないので京都・大阪からっていう人がやっぱり多くなります。

そこでまずは、京都駅、新大阪駅、そして伊丹空港からの電車でのアクセスをご紹介します!

どこから行くにしても、電車で目指す駅はJR奈良駅か近鉄奈良駅ですよー!

 

京都駅から行く場合

京都駅から奈良へはJRもしくは近鉄で向かいます。

JR京都駅→JR奈良駅

京都駅では8番線ホームから出発する、JRみやこ路快速・奈良行きを利用すれば乗り換えなしで行けます。

所要時間: 約46分
運賃: 710円

JR奈良駅からは歩いて20分、もしくは「ぐるっとバス」(運賃100円)で約10分です。

 

近鉄京都駅→近鉄奈良駅

近鉄の場合は特急と普通列車の2種類があります。

近鉄奈良駅までの直通列車があれば楽ですが、そうでない場合は途中の「大和西大寺」駅で乗り換えです。

特急利用の場合
所要時間: 約36分(直通で乗り換えなし)
運賃: 1,130円(乗車券620円、特急料金510円)

普通列車利用の場合
所要時間: 約48分(直通で乗り換えなし)
運賃: 1,130円(乗車券620円)

近鉄奈良駅から奈良公園までは「ぐるっとバス」でも行けますが歩いても5分です!

 
一番早いのは近鉄の特急ですが、京都から行く場合は近鉄奈良駅まで直通でない場合、途中で乗り換えが必要です。

また早いといっても10~15分程度しか変わりません(;^ω^)

またJR奈良駅から奈良公園へはちょっと距離がありますが、京都でJRから近鉄に移動するのは同じ建物内にあるのでたった数分(新幹線から近鉄は1分!)

となると、個人的には京都からは近鉄を使って行くのが一番効率がいいと思います♪

旅行気分を盛り上げたかったら特急で行けばいいし、そこは堅実にというのであれば普通列車で向かいましょう(*´▽`*)

 

新大阪駅から行く場合

新大阪駅から行く場合もやはりJRと近鉄の選択肢があります。

JR新大阪駅→JR奈良駅

新幹線で来ると新大阪駅に着きますよね。

まずはJR大阪駅を目指しましょう!

JR新大阪駅からは東海道線(京都線)の15、16番線ホームに行き、JR大阪駅へ。

JR大阪駅からは環状線の1番線内回り、大和路快速に乗りましょう。

所要時間: 約60分(乗り換え含まない)
運賃: 920円

JR奈良駅から奈良公園へは歩いて20分、もしくは「ぐるっとバス」(運賃100円)で約10分です。

 

JR新大阪駅→近鉄奈良駅

近鉄奈良駅から奈良公園へは歩いて5分と、JRの駅より近くて便利です。

なので近鉄線で奈良に行ってしまうのもおすすめ。

JR新大阪から近鉄奈良駅への行き方は、こちらが一番シンプルで定番です。

新大阪についたら地下鉄御堂筋線新大阪駅に向かいます。

御堂筋線新大阪駅で「なかもず行き」に乗り、「なんば駅」で下車(約15分)

今度は近鉄奈良線の大阪難波駅へ移動して、「近鉄奈良行き」に乗りましょう。

約40分ほどで近鉄奈良駅に到着します。

御堂筋線から近鉄への乗り換えは、「天王寺駅」でもできるのでこちらを使ってもOK。

近鉄奈良駅から奈良公園までは歩いて向かいましょう!

所要時間: 約60分(乗り換え含まない)
運賃: 840円(大阪難波乗り換え)、750円(天王寺乗り換え)

 

伊丹空港から行く場合

伊丹空港からは奈良まで、奈良交通が直通のリムジンバスを走らせているので、これが一番楽。

JR奈良駅にも近鉄奈良駅にも止まるので、奈良公園に行く場合は近鉄奈良駅で降りましょう!

所要時間: 約65分(近鉄奈良駅まで)
運賃: 1,480円

 

奈良公園観光 所要時間はどれくらい見ておく?

奈良公園はとにかく広い公園ですが、有名な見どころポイントは公園の西側に集中しています。

また立ち寄りたい場所や、外から眺めるだけなのか中に入ってじっくり見学したいのかによっても時間は違ってきますよね。

具体的なモデルコースや所要時間はこの続きを読んでいただくとして、公園の西側に固まってる主な観光名所の前(一番東側が春日大社)を通りながら散策をするとしたら2時間半もあれば十分です。

ここにそれぞれのポイントでどれくらい時間を割きたいのかを考えていきましょう!

奈良国立博物館に行くのであればここだけで数時間経ってしまうこともありますし、東大寺と春日大社が見られれば十分であれば3~4時間もあればいけます。

奈良公園内の主だった場所をほぼ全て見たいという場合も、事前に行きたい場所を調べて回り方を押さえておけば、1日あれば十分に見て回れますよ!

 

奈良公園観光のモデルコースをご紹介

最後に奈良公園で観光をする時のモデルコースをご紹介しますね♪

奈良公園はとにかく広いので、時間に限りがある場合は効率よく周らないと移動だけで終わってしまった印象になることも。

今回は日中のほとんどを奈良公園周辺で過ごすと仮定してプランを立ててみました!

 
近鉄奈良駅

まずは近鉄奈良駅からスタート!

東大寺南大門を目指して歩いていきましょう♪

 
東大寺南大門

25mもの高さを誇る、日本で最大の山門は絶対あなたを圧倒するはず!

ここは日中は観光客で大混雑するのでやはり朝一番で行くのがおすすめ。

東大寺の開門は夏は7:30、冬は8:00です。

ということで一番先にここに行きましょう。

ここの仁王像は見逃されてしまうことが多いので、必ずチェックしましょう(^▽^)/

わずか2か月で作り上げたとは信じられない程、繊細で緻密にな出来ですよー。

さらに南大門を下から見上げることもお忘れなく。

巨木の組み合わせに圧倒されます。

 
東大寺

南大門をくぐって大仏殿へと進みましょう。

ここには言わずと知れた、あの大仏様がいらっしゃいます。

圧倒的で偉大な大きさですが、大仏様のお顔は穏やか~な表情をしているように見えるんですよね。

大仏殿にある「穴が開いている柱」を探しましょう!

この穴は大仏様の鼻の穴と同じ多きさで、ここをくぐると無病息災のご利益があると言われてるらしいですよー!

拝観料は中学生以上500円、小学生300円

 
正倉院

東大寺大仏殿の奥に正倉院があります。

中に入ることは出来ず、外から外観を眺めるだけですが昔はここに数々の貴重な美術品や工芸品が保管されていたんですよね。

つまり大昔の倉庫!

月曜から金曜の平日10:00~15:00までの公開と限られているので、うまくタイミングが合うようだったらぜひ寄ってみてください♪

 
東大寺二月堂

東大寺に戻って二月堂に向かいましょう。

舞台から見える奈良盆地の光景は格別ですよ(*´▽`*)

ここも24時間参拝可能なので、午後の時間が限られている人は周り方を工夫するのもアリ!

早朝は人も少ないですし、舞台にいると風通しが気持ちいいんですよー。

 
春日大社

続いてパワースポットとしても知られる春日大社を目指します。

ここは藤原一族との縁も深いため(藤原家の氏神を祀ってます)、藤の花だらけです!

藤の花がピークを迎えるのは5月上旬で、このころは辺り一面藤の花の匂いに包まれます。

参拝の受付場所付近には朱色に塗られた回廊があって、ここには2000の石灯篭と1000の釣燈籠が並んでいる光景に圧倒されましょう♪

本殿前特別参拝の拝観料(初穂料)は500円、国宝殿も500円(高校・大学生は300円、小中学生は200円)

開門時間は夏は6:00、冬は6:30となっています。

 
ならまち

そろそろお腹が空いてきたんではないでしょうか?

奈良公園の近くにある「ならまち」でランチにしましょう!

「ならまち」は江戸時代に建てられた建物が軒を連ねる一角です。

飲食店やカフェ、雑貨屋もありますし、昔ながらの町屋を公開しているところなど盛りだくさん。

ランチを食べた後は、あたりをブラブラしながらお土産を探すのもいいですよー。

 

お腹が膨れたら奈良公園に戻りましょう(*´▽`*)

途中で「猿沢池」という地元の人や観光客の憩いの場を通ります。

池の南側から興福寺の五重塔が綺麗に眺められるので、恰好の撮影スポットですよ。

ただしその「撮影スポット」は結構限られているので、池の周りを歩きながら探してみてください!

五重塔が周囲の柳と共に、猿沢池の水面に移りこむポイントがあります♪

 
興福寺

最後の目的地は興福寺。

猿沢池の東側から「五十二段」という幅の広い階段が境内に続いているので、ぜひこちらを登っていきましょう!

仏門に入る修行の段階が52あるので、階段も52段あるんだそうですよ。

興福寺と言えば五重塔。

50mの高さは、下から見上げて改めて実感する高さですよね。

五重塔の向かいに立つ南円堂(八角形の円堂)の奥に三重塔があります。

五重塔に比べるとひっそりと建っていて観光客の姿も少ないですが、興福寺の中で現存している最古の建物なんだそう!

ぜひこちらもチェックしてみてくださいね♪

 
近鉄奈良駅

お疲れ様でした。近鉄奈良駅に戻りましょう!

 

奈良公園へのアクセスとモデルルートのご紹介-さいごに

京都に注目が集まってしまいがちですが、奈良も見どころはたくさんあるんですよね(*´▽`*)

奈良公園周辺に国宝級の見所が集まってるのも、観光客にとってはありがたい!

ぜひ奈良公園で古の日本に触れてみてくださいね(^▽^)/