スーツケースのソフトとハードを比較 メリット・デメリットは?

 

初めての海外旅行。

スーツケースはもう買いましたか?

ソフトタイプとハードタイプのどちらを買えばいいのか、迷っている方もおおいのではないでしょうか。

この記事では、ソフトとハードそれぞれのメリットとデメリットをご紹介しています。

  

スーツケースのソフトとハードを比較 どっちがおすすめ?

スーツケースには2種類ありますよね。

真ん中に両開きで広げる、ハードタイプのスーツケース。

布製で、片開きのソフトタイプなスーツケース。

以前の日本人は、圧倒的にハードタイプが多かった気がします。

海外では、そのころからソフトタイプが主流で、ハードを使ってるのは日本人ばかりでした。

今は、日本人でもソフトタイプを使う人が増えてきてますね。

私も昔はハードでしたが、今はソフトオンリーです。

 

結論を書いてしまえば、おすすめのタイプはない

いきなり結論を書いてしまい、おまけにそれかい!って突っ込まれそうですが、ソフトとハードどちらの方がいいのかの結論は出せません。

どちらにも、メリット・デメリットがあります。

そして、スーツケースを使う目的によって、より適しているタイプが変わる場合があります。

大事なのは、メリット・デメリットを把握して、よりフィットする方を選ぶということです。

もっと言ってしまえば、1週間や2週間程度の一般的な観光旅行(極端に治安の悪いところに行く、秘境に行くとかではない)であれば、どちらのタイプでも大丈夫。

 

ソフトでもハードでも必須の条件は3つ

どちらでも問題ないと書きました。

どっちのタイプにしても、必ずチェックしていただきたいポイントが3つあります。

 

なるべく軽いものを選ぶ
スーツケースはどんどん軽量化されています。

それでも少しでも軽い方が何かと楽です。

選択肢があるのであれば、なるべく軽いものを選ぶようにしましょう。

 

TSAロック付きを選ぶ
最近のスーツケースは、ハードもソフトもスーツケース自体に鍵がついてることが多いです。

鍵がないタイプの方が珍しいかもしれませんが、それでもちゃんと確認しましょう。

そして、出来るだけTSAロック付きのものをおススメします。

TSAロックとは、アメリカが推奨しているロックです。

アメリカに行くときは、TSAロック以外のタイプはしてはいけないことになっています。

TSAロックであれば、空港職員が専用のマスターキーで開けることができるんので、ついててもOKなんですね。

TSAロックがない場合は、鍵を付けることが出来ません。

 

キャスターは360度どの方向にも動かせるタイプを選ぶ
スーツケースについてるキャスターは、前後にしか動かせないタイプと、前後左右360度自座に動かせるタイプがあります。

どちらも一長一短ですが、取り回しのきく全方向型キャスターをおススメします。

 

スーツケースのソフトタイプ メリットとデメリットは?

ここからは、ソフトとハードそれぞれのメリットとデメリットを比較してみましょう。

 

ソフトタイプスーツケースのメリット

軽い
布製なので、軽いです。

飛行機に預けられる荷物の1個当たりの重さには、上限があります。

それを超えてしまったらアウトというわけではありませんが、超過料金が発生してしまいます。

となると、スーツケースの重さが軽い方が有利ですよね。

 

狭い場所でも広げられる
ハードタイプの場合、両開きになります。

スーツケースの二倍の広さがないと、開けることができませんよね。

でもソフトタイプは片開きですから、より狭いスペースでも開けることができます。

場所によっては、この差は結構大きいです。

 

収納能力を広げられる
ソフトもハードも、フタが閉まればオッケーです。

でもハードは素材の関係で、キャパ以上に詰めることは難しいです。

ソフトになれば、フタが多少膨らんでパンパンになっても、ファスナーを閉められます。

 

大きなものを入れやすい
フタを閉めた状態で同じ幅のスーツケースの場合、より幅のある大きなものを入れやすいのは、より深さのある片面開きのソフトタイプです。

 

スーツケースの外側にポケットがついている
ソフトタイプは、大抵外側に大きなポケットが複数ついています。

貴重品は入れてはダメですが、頻繁に出し入れするものや、空港からの電車の時刻表とかをポイっと放り込んでおけます。

 

ソフトタイプスーツケースのデメリット

大きなナイフで切り裂くことが可能
布製とはいっても頑丈な布なので、小さなナイフで切られる心配は不要です。

でも大きなナイフだと切ることは可能ですね。

これはハードタイプにはないデメリットです。

 

キャスターが二輪タイプのものは安定性が弱い
キャスターが二輪しかないタイプは、荷物の詰め方がバランス悪いと、自立できなくて倒れやすくなってしまいます。

 

スーツケースのハードタイプ メリットとデメリットは?

ハードタイプスーツケースのメリット

ボディが頑丈
ソフトタイプよりは、ボディが頑丈です。

 

スペースの調整がしやすい
両開きのため、入れる荷物が少ない時は、片側だけに集中させれば、移動中にぐちゃぐちゃになりにくいです。

 

防水ではないけど防水
防水機能がついてるわけではないですが、布製のソフトよりは水に強いのは明らかですよね。

傘をさしてても、スーツケースまで守れることはなかなかありません。

とつぜんのゲリラ豪雨でも、ソフトよりは中身の被害を食い止められます。

 

ハードタイプスーツケースのデメリット

ソフトに比べれば重いものが多い
昔に比べれば、素材の進化で遥かに軽量化が進んでます。

ソフトに比べれば重いものが多いですが、ソフトと同じくらい、下手したらソフト以上に軽いハードタイプのスーツケースもあります。

重さに関しては、ソフトとハードの差は埋まりつつありますね。

 

広げるスペースが必要
これはハードタイプの永遠の課題でしょうか。

ソフトの2倍のスペースが必要ですし、大抵の場合は床の上しか広げる場所がありません。

ソフトタイプであれば、周囲の迷惑にならないのであれば、空港のベンチの上で広げられます。

ホテルによく置いてある、バゲージラックの上に乗せて整理できるのは、ソフトタイプのみですよね。


 

スーツケースはソフトとハードどっちを選ぶ?-まとめ

スーツケースを選ぶときは、デザイン重視ではなく、重さを含めた機能性をまずはチェックしましょう。

特に周遊型の旅行の場合、スーツケースの整理や移動の回数が増えます。

機能性をチェックして、そのうえでお気に入りのデザインを選ぶようにすると、旅先での余計なストレスが減りますよ!

スーツケースは何年も使い続けます。

ぜひじっくりと検討して購入してください!