神話の国であり、歴史とロマンで一杯の出雲大社。
東京から行こうとすると、「不便だな・・・」って思う方も多いと思います。
路線バスや電車の本数も30分に1本、1時間に1本などと少ないため、しっかりと計画を立てていかないと待ち時間ばかり増えてしまうことに。
旅のほとんどが電車やバスを待って終わってしまったなんてことにならないように、事前にしっかりと調べていきましょう!
ここでは東京(首都圏)から出雲大社の玄関口であるJR出雲市駅までの、公共交通機関による行き方をご紹介します!
※この記事に出てくる運賃や所要時間、時刻表などは、全て2017年6月10日現在です。
出雲大社の観光プランを立てる時は、こちらの記事も参考にしてくださいね!
出雲大社へのアクセス 東京から電車の場合
電車、バス、飛行機どれを使っても、まず目指すのはJR出雲市駅です。
まずは出雲市駅へ向かいましょう!
東京から電車の場合は、新幹線もしくは寝台電車が一般的です。
出雲大社へ東京から新幹線でアクセス
JR出雲市駅は、残念ながら新幹線は停車しません。
新幹線で岡山駅に行き、そこからはJRの特急やくもで出雲市駅に行きましょう
東京駅→岡山駅は新幹線のぞみで約3時間20分、岡山駅から出雲市駅は約3時間。
全体で6時間20分+乗り換え時間ですね。
運賃は、自由席を利用した場合で乗車券11,990円+特別料金7,010円の19,000円です。
岡山まで行く一番最初の新幹線を利用する場合、6:30東京駅発→13:07出雲市駅着です。
なかなか時間がかかりますね(^^;
所要時間: 約6時間20分+乗り換え時間
運賃: 19,000円(乗車券11,990円+特別料金7,010円)
出雲大社へ東京から寝台特急サンライズ出雲でアクセス
寝台特急はどんどん廃止されていますが、その中でも唯一現役で頑張っているのがサンライズ出雲。
昔、川崎から品川へ通勤していた時、出雲から戻って来たサンライズ出雲と毎日並走していました。
いいなーって羨望のまなざしで眺めてましたねー(笑)
特急なので新幹線より時間がかかり、12時間の行程です。
ただし、東京駅から出雲市駅まで乗り換えなしで行けること、東京駅22時発と遅い時間のため仕事帰りに乗れること、何よりもホテ代わりにもなることから人気は高いです!
ピーク時の週末は満席になる事も多いので、早めの予約が必須ですね。
寝台特急となると女性の方は躊躇してしまいがちですが、サンライズ出雲は大丈夫!
女性客の利用も意識して、個室に至っては内装だけでなく防犯面もバッチリ。
利用客の7割、8割が女性陣ということもあるほど、女性に人気なんです。
ただし、万一のことを考えて女性だけのグループの場合は、個室を予約しましょうね(^^)
所要時間: 約12時間(東京駅22:00発、出雲市駅翌朝9:58着)
運賃:
15,750円(ノビノビ座席、乗車券11,990円+特急料金3,760円)
22,790円(シングル、乗車券11,990円+特急料金3,240円+寝台料金7,560円)
出雲大社へのアクセス 飛行機の場合
出雲大社へのアクセスに便利な空港は2つ、出雲縁結び空港と米子鬼太郎空港です。
JALであれば出雲縁結び空港、ANAを使うのであれば米子鬼太郎空港となるんですねー。
残念ながらピーチやジェットスターなどのLCCは就航していません。
ただし、空港からJR出雲市駅へのアクセスは少し変わってきます。
出雲縁結び空港からは出雲市駅や出雲大社までの連絡バスが出ていますが、米子鬼太郎空港から向かう場合は、一度米子駅や松江駅を経由しないといけません。
飛行機だけを考えればJALでもANAでも大して変わりませんが、空港からのアクセスを考えると、出雲縁結び空港に乗り入れているJALに分がありそうですね。
JAL(羽田→出雲)は1日5便、片道1時間25分
正規片道運賃は32,590円
スーパー先得だと、2か月前の予約として17,090円~
出雲空港→JR出雲市駅: 約25分、片道720円 各便到着の10分後(手荷物引き換えが完了次第)に出発
出雲空港→出雲大社: 約35分、片道880円 1日4便
米子鬼太郎空港を利用する場合
ANA(羽田→米子)は1日5便、片道1時間20分
正規片道運賃は32,590円
旅割だと、2か月前の予約として19,090円~
米子鬼太郎空港→JR松江駅: 連絡バスで約45分、片道990円
JR松江駅→JR出雲市駅: とっきゅうやくもで約25分、片道1,330円
米子鬼太郎空港→JR米子駅: 連絡バスで約25分、片道590円 / 電車で約30分、片道240円
JR米子駅→JR出雲市駅: 特急やくもで約50分、片道2,500円(自由席利用、米子空港から電車の場合)
出雲大社へは東京からだったらバスもあり?
東京からは出雲大社行きの高速バスも出ています。
夜行バスも寝台列車と同じで、時間の有効活用が出来ますよね。
例えば2017年2月10日に運行を開始したオリオンバス。
乗車する月によって最安値は変わりますが、2017年7月は6,000円、8月は7,000円が最安値となっています。
やはり週末の方が値段が高く、お盆の8月10日と11日は14,000円(東京→出雲)ですね。
所要時間: 約12~13時間 (東京駅20:30→出雲市駅8:50→出雲大社9:20)
運賃: 乗車月や乗車日によって変動あり、2017年7月は6,000円、8月は7,000円が最安値、お盆は14,000円。
東京から出雲大社までのアクセス-さいごに
早さなら飛行機、安さならバスですね。
でも飛行機は早いといっても、自宅と空港、空港と目的地の距離や位置関係によっては時間がかかってしまいます。
いずれにしても予定が決まり次第、切符の手配をお忘れなく!
そしてJR出雲市駅からのアクセスについては、こちらの記事に詳しく書いてありますよー!