東北三大祭りの1つでもある秋田の竿燈まつり。
青森のねぶた(ねぷた)祭りとはまた違った迫力と盛り上がりがあります。
今日はその竿灯まつりの日程と会場へのアクセスと同時に、秋田竿灯まつりならではの魅力や楽しみ方をご紹介します!
秋田竿燈 まつりの日程
秋田竿燈まつりは、曜日に関係なく毎年決まった日に行われます。
8月3日から8月6日の4日間、これが竿灯まつりの日です。
2017年は木曜日から日曜日と、日取りに恵まれてますね(^^♪
竿燈まつりは技術や技を競い披露するお祭りで、大きく分けて2部制、昼(昼竿燈)と夜(夜竿燈)に分かれています。
昼間は妙技会というコンテストが行われる時間帯。
個人や団体で技術を競い、技を決めた時の美しさや安定した姿勢など、いくつかのポイントによって審査されていきます。
夜は審査ではなく、それぞれの技を一般の観客に披露する場ですね。
ということで、お祭りのスケジュールです。
2017年8月3日(木)
※妙技会はなし
18:50 竿燈入場
19:25~20:35 竿燈演技
20:35~20:50 写真撮影や竿燈の体験ができる「ふれあいの時間」
2017年8月4日(金)と5日(土)
9:00~15:40 昼竿燈(妙技会)
18:50 竿燈入場
19:25~20:35 竿燈演技
20:35~20:50 写真撮影や竿燈の体験ができる「ふれあいの時間」
2017年8月6日(日)
9:20~15:00 昼竿燈(妙技会)
18:50 竿燈入場
19:25~20:35 竿燈演技
20:35~20:50 写真撮影や竿燈の体験ができる「ふれあいの時間」
秋田竿灯まつりの場所とアクセス方法
妙技会の行われる昼竿燈と夜の夜竿燈は、会場が異なるので注意が必要ですよー!
妙技会は、秋田駅から歩いて5分ほどの場所にある「エリアなかいち にぎわい広場」が会場となります。
そして夜の夜竿燈は、全長800mに及ぶ「竿燈大通り(山王大通り)」が舞台。
どちらの会場も、秋田駅中央改札口を西口に向かいましょう。
秋田竿燈まつりの楽しみ方をご紹介
秋田竿燈まつりに行くのであれば、ぜひ昼と夜両方を楽しんでください。
それぞれに違った魅力があります!
竿燈まつりの醍醐味は何といっても、長い竿に提灯を無数にぶら下げたまま、いろんな体位や体の部位で竿を支えて練り歩く。
単に力があればいいというものではない、バランス感覚や技を競い合うところがこのお祭りの魅力です♪
昼竿燈の楽しみ方:
昼間なので、暗闇に提灯の灯りが映えるようなことはありません。
でも青空に映える竿燈も見ごたえありますし、明るい分技術をじっくりと見ることが出来ます。
提灯の図柄の違いを楽しむという、通な人もいますよ。
手のひらや腰、額などに竿を乗せて、竿燈を安定させて保持できるかを演技者の身体のラインの美しさや安定した姿勢もしっかりチェックされながら競っています。
あんな風に支えてるんだ!よくあんなことが出来るよね!なんていう発見も、昼間見るからこそ。
昼間は妙技会というコンテストなので、勝ち進んでいって上位入賞した人や優勝団体など一番上手な人の竿燈演技を見てみるのもおすすめですよ。
夜竿燈の楽しみ方:
夜はもちろん、提灯に明かりが灯り幻想的な雰囲気が味わえます。
目の前では大迫力の演技。
そして少し遠くから竿燈を見れば、稲穂が風にそよいでゆらゆらと揺れているような光景で圧巻ですよ。
さらに絶対見逃してはいけないのが、最初に竿燈が一斉に立ち上がる瞬間。
竿燈が入場してくるときは、横に倒された状態で入場してきます。
そして笛の合図と同時に全ての竿燈が一斉に立ち上がるんですが、これがまた圧巻!
これはぜひお見逃しなく、凝視してましょう!
また今度は演技を審査されるわけではなく、パフォーマンスを披露する場。
パフォーマンスが派手な団体は、竿燈に竿を継ぎ足していき他団体よりもはるかに竿燈をしならせるなんてことをする人も。
多くの人が「く」の字にしならせるとしたら、「つ」の字くらい!
ちなみに、風が強い時はもちろんですが、演技する人の腕前がイマイチの場合、竿燈が倒れてくるというスリルも味わえます(^^;
安全対策は取られていますが、多くの人でごった返してますし、倒れてきた竿燈にあたることのないよう十分気をつけましょう!
特に夜竿燈がクライマックスを迎えるのは最終日!
4日間連続で竿燈をあげているので、演技者もだんだん慣れてくるんですよね。
それに最終日という事もあり、翌日のことを考えなくてもよくなるのか演技が大胆というか派手になっていき、大いに盛り上がります!
その延長線上で少々を無茶をしてしまい、さっきも書いたように竿燈が倒れてくる可能性もありますが(笑)
竿燈以外の楽しみ方
JR秋田駅から会場までの道すがらは、昼間から多くのイベントが行われています。
秋田と言えば、稲庭うどんにきりたんぽですが、駅周辺や会場までの道のりに本場の味を堪能できるお店がたくさんあります。
夜竿燈の会場となる竿燈大通りの近く、日本銀行の角を曲がって奥に入ったところ(大町イベント広場、秋田ニューシティ跡地)では、ご当地グルメフェスティバルも行われます。
そして毎年恒例で、大人気の竿燈屋台村も登場します!
昼竿燈の後に、秋田グルメに舌鼓を打ちながら夜竿燈を待つというのも楽しいと思いませんか?(*´▽`*)
秋田竿灯まつり-さいごに
いかがでしたか?
東北三大祭りの1つとしても有名な秋田の竿燈まつり。
そして、同じく東北三大祭りの青森のねぶた祭は、8月2日~7日です。
青森のねぶた祭だけじゃなくて、五所川原の立佞武多祭りとも日程が被っているので、ちょっと青森まで足を延ばして両方見に行くのも楽しいかもしれませんね(*´▽`*)