女性天皇が良くて女系天皇がダメな理由って何?男系天皇との違いは?

女性天皇が良くて女系天皇がダメな理由って何?男系天皇との違いは?

昨今、皇族方の減少に伴って女性宮家の創設だとか、女性天皇、女系天皇の是非についての意見があちこちで交わされてますよね。

秋篠宮家の眞子様がご婚約されたことで、これから一層議論に拍車がかかるのかもしれません。

でもよく聞く、「女性天皇」と「女系天皇」の違いがどこにあるかご存知ですか?

女性天皇はいいけど女系天皇は反対って、保守派の人がよく言っていますよね。

でも過去に女性天皇は複数存在していました。

そして、その方たちの子供が皇位を継いでいるケースもあります。

ということは、女系天皇じゃないの??

なんかよく分かんない!っていう方も多いですよね。

という事で今日は、女性天皇と女系天皇、そして男系天皇のそれぞれの違い。

そしてなぜ「女性天皇はいいけど女系天皇は反対」と主張するのか。

ここにフォーカスしてみます!

あ、別にどの意見が正しいとか間違ってるとかを述べるつもりはありません。

あくまでも淡々と「言葉の定義」と「なぜそう主張するのか」を分かりやすく説明するだけですよー。

でもこれで、ニュースの内容が分かりやすくなるはずです(*‘∀‘)


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女性天皇と女系天皇の違いって何?

まずよく目にする「女性天皇」と「女系天皇」。

女性天皇は、当然天皇自身が女性の事を指します。

平成天皇も次の天皇となられる現在の皇太子も男性天皇であり、女性天皇とはならないですよね。

もし将来、愛子様が天皇に即位されることがあれば、その時は女性天皇の誕生となります。

でも女系天皇は女性でも男性でも女系天皇と成り得るんです。

これが大きな違いですね。

つまり女性天皇には、女系の女性天皇と男系の女性天皇が概念上はいます。

そして女系天皇には、女性の女系天皇と男性の女系天皇がいるということですね。

別の言い方をしてみますね。

女性・男性天皇と言ったときは、天皇自身の性別を指しています。

女系・男系天皇と言う時は、天皇の性別ではなくて天皇家としての系図(皇統)が、父方にあるのか母方にあるのかを指しているんです。

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男系天皇と女系天皇の違いは?

女性天皇と男性天皇の違いは分かりやすいですよね。

では男系天皇と女系天皇の違いを簡単に言うと、どういうことなんでしょうか?

天皇家は、2000年以上に渡って皇位を引き継いできた家系というのは、きっとご存知の事と思います。。

つまり今上天皇から順に過去に遡っていけば、初代天皇に行きあたるっていう事ですよね。

この時に、父方に天皇を持つのであれば男系となり、母方を辿るのであれば女系となるという事です。


例えば、現在の皇太子さまの長女である愛子様が仮に将来天皇として即位されたとします。

愛子様は女性ですので、当然女性天皇ですよね。

では女系なのか男系なのか?

愛子様の天皇家としての血筋は、お父様から受け継いでいますよね。

なので愛子様ご自身は男系の女性天皇です。

そして愛子様が天皇家や皇族方と一切関係のない方とご結婚され、その方との間にお子様が誕生したとします。

このお子様は、お母さまである愛子様が天皇であるため、将来天皇になったとしたら女系天皇となります。

このお子様が男性であれば女系男性天皇であり、女性であれば女系女性天皇ということです。

もう一人、秋篠宮様の長男である悠仁様のケースで考えてみますね。

将来的に悠仁様が皇位を継がれるのは、ほぼ確定的かと思います。

仮に秋篠宮様が悠仁様の前に皇位を継がれるのか、現在の皇太子さまから悠仁様へと皇位が受け継がれるのかは分かりませんが、どちらになるにせよ悠仁様の父系に天皇がいらっしゃいますよね。

つまり悠仁様は男系の男性天皇です。

では悠仁様にお子様が誕生されたとしたらどうでしょうか?

お子様からみて父方に天皇がいますよね(お父様である悠仁様、叔父様である現在の皇太子、祖父である今上陛下)

ということは、悠仁様のお子様は男性であっても女性であっても、男系の天皇となります。

女系天皇がダメな理由はどこにある?女性天皇はいいのに?

ではなぜ女性天皇はいいのに、女系天皇は反対する人がいるの?っていう疑問が出てきますよね。

まず1つが、2000年以上の天皇家の歴史の中で女系天皇はいなかった、ずっと男系天皇でここまで来たという事実。

そして2つ目が、女系天皇を認めれば古代より脈々と続いている天皇家のDNAがなくなってしまう、場合によっては日本国民(国籍ではなくDNA)ではなくなってしまう可能性があるという主張ですね。

男女差別とかそういう話は、ここでは触れませんが、生物学、遺伝子学的にも男性優位(精子、Y遺伝子優位)という根拠がそこにあります。

特に女系女性天皇の配偶者が日本人ではない場合は、外国の血筋の方が優位になってしまい、現代まで受け継がれてきた天皇家の血が薄れる、最終的になくなってしまう。

ひいては国家乗っ取りも同然という懸念を抱いているんです。

だから女性天皇はいいけど、その場合でもその子供に即位させるのは反対となっているわけなんですね。


でもここで、疑問がわいた方もいるんではないでしょうか?

過去にも女性天皇は存在していますし、その天皇の子供が即位した例もあります。

ということは、女系天皇はすでに存在しているし、血統も変わってしまっているのでは?


過去に女性天皇はいました。

未婚の方もいらっしゃいましたし、結婚されてその子供がまた天皇となったケースもあります。

でも女系天皇は誕生していないとされています。

それはなぜか?

歴代の女性天皇の配偶者自身も皆天皇だったからです。

唯一、元明天皇の夫である草壁皇子は天皇ではありませんでしたが皇子でしたし、皇子の父君が天皇でした(ついでに言えば、母君も天皇でした)

たとえば、始めて女性天皇とされる33代推古天皇。

推古天皇の夫君は30代敏達天皇であり、推古天皇とは父君(29代欽明天皇)が同じです。

異母兄弟で結婚されたんですね。

推古天皇にはお子様がいらっしゃいませんでしたが、仮に子供がいて即位したとしても父君も天皇であったため男系維持となっていました。

その他の女性天皇も皆同じです。

結婚されている場合は、配偶者自身も天皇や皇子だったため子供も男系となったんですね。

昔は今とは違って、側室がいたこともあり一族の中で結婚するケースが多かったということでしょうか。

皇族の人数が減少しており、側室制度ももはや考えられない現代では、女性天皇の子供が男系となることはなかなか難しいですよね、きっと。。

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女性天皇と女系天皇について-さいごに

今日は珍しく時事ネタについて取り上げてみました。

とはいえ、日本人なら知っていてもいい知識だよねと思ってもいます(´▽`*)

考え方は人それぞれですし正解や不正解もないですが、なぜ意見がまとまらないのか、論点は何なのかが分かるだけでも見え方って変わりますよね。

女系天皇、男系天皇の違いって、意外と知らない人も多いんですよ。

これで周りの人に、ドヤッって出来るかも!?(笑)