せっかく東京から徳島まで行くんだから、阿波踊りだけで帰るのはもったいない。
阿波踊りも充分に楽しかったけど、どうせならちょっと観光もしていきたい。
そう思いますよね?
そんなあなたには、大麻比古神社をおすすめします!
パワースポットでもあり、近くにはドイツ橋やドイツ館などの観光スポットもあります。
阿波踊りの会場となる徳島市からも、路線バスで一本というアクセスのしやすさ。
とてもおすすめですよ♪
阿波踊りのついでに徳島観光には大麻比古神社がおすすめ!
大麻比古神社、「おおあさひこじんじゃ」と読みます。
徳島県鳴門市にある神社で、阿波国一宮です。
阿波国とは現在の徳島県ですね。
一宮とは地域の中で最も社格が高いとされている神社のこと。
これは全国に100社しかないんです。
つまりとても由緒正しい神社!
現在では、「大麻さん」と呼ばれるほどになっており、徳島県の総鎮守として、県民にとっての身近な存在として崇拝されています。
大麻さんにお祀りされている神様は、方除け、厄除け、交通安全の神様で、大麻比古大神と猿田彦大神の二柱。
もともとは大麻比古大神だけがまつられていて、猿田彦大神は神社の裏にそびえる大麻山にいたんだそうです。
それがいつのころからか、大麻比古神社にまつられるようになったのだとか。
広い境内には本殿と拝殿の他に複数の末社もありますよ。
またドイツ橋、メガネ橋というドイツと縁のある橋もあるので、こちらも散策がてら見に行ってくださいね。
この辺りは第一世界大戦当時、捕虜収容所がありドイツ兵士が捕虜生活を過ごしていました。
その関係で、境内内外にはドイツにまつわるものが複数あります。
境内の奥には、ドイツ兵士が造ったドイツ橋にメガネ橋。
境内から出て20分ほど歩くと、ドイツ館があり当時の収容生活やドイツ文化にまつわる資料が展示されています。
徳島とドイツというのもちょっと意外な取り合わせですが、これも歴史ですね。
大麻比古神社はバスでアクセスが簡単
阿波踊りを見た後に東京へと戻る途中で立ち寄るのであれば、JR徳島駅から直通のバスを利用するのが一番!
徳島バスが大麻神社行きのバスを走らせています。
片道330円、所要時間およそ45分弱です。
頻繁には出ていないですが、1時間~1時間半に1本くらいの割合で走っていますので、利用する場合は事前に時刻表のチェックを忘れずに!(^▽^)
徳島駅前、徳島バス2番乗り場の大麻線に乗ったら「大麻神社前」で下車、徒歩5分です。
神社から30分ほど歩けば、JR高徳線の板東駅がありますが、1時間に1本程度ですし、ここから徳島に戻るのも30分弱かかります(プラス歩く時間)
事前にバスの時刻表を調べておいて、往復ともにバスでの移動がおススメですよ!
大麻比古神社
住所:徳島県鳴門市大麻町板東字広塚13
開門時間: 6:00~17:00
祈祷受付: 9:00~16:30 (祈祷は30分間隔)
徳島の大麻比古神社は四国随一のパワースポット
さて、大麻比古神社で見逃せないのが、パワースポットとしても知られるご神木。
まず神社に着くと、高さが14メートルもある朱色の大鳥居が圧巻の佇まいで出迎えてくれます。
神様にきちんとご挨拶してから参道へと進みましょう(*´▽`*)
広い境内を歩いているだけで、身が引き締まるような緊張感。
神社って不思議な空間ですよね。
拝殿の方へと進むと、すぐに大楠が見えてきます。
存在感が半端ないので、見逃す心配はありませんよ♪
この大楠は樹齢千年にもなる天然記念物で、大麻比古神社の大切なご神木です。
高さ22メートル、幹の周りも一番太いところで8メートル以上という、なんとも巨大なご神木です。
たっぷりとパワーをいただき、拝殿で神様にもお参りをしてきましょう(^O^)/
徳島観光と大麻比古神社-さいごに
大麻比古神社には毎年25万人もの参拝客で賑わう、県内随一の神社です。
ちなみに初詣客には県外、兵庫や大阪などからの参拝客も非常に多いんだそう。
それだけ人々の信仰を集め、慕われてきている神社といえますよね。
せっかく徳島まで来たのですから、電車や飛行機の時間をちょっと後ろにずらし、足を延ばしてみてはいかがでしょうか?