気がついたら愛犬が自分の足元で寝ていた…なんて経験はありませんか?犬を飼っている方であれば一度は経験があるかもしれませんが、犬が足元で寝る理由とは何なのでしょう?また、犬の寝る位置で飼い主との関係がわかるということも判明しているため、ここでは、寝る位置がどんな心理を働かせているのか調査していきます。
犬が足元で寝る理由は?
飼い主からすれば大好きな飼い主であれば側にいてくれればいいのに、なぜ足元なの?もしかして嫌われてる?と思ってしまう方もいるでしょう。しかし、犬が足元で寝る理由は悪いことではなく、とてもいいことなのです。そこでまずは、犬が足元で寝る理由について紹介していきます。
飼い主を信頼している
犬が飼い主の足元で寝る理由の1つ目は飼い主のことをリーダーとして信頼しているサインです。近くで寝るのはそもそも信頼があるからこその行動ですが、中でも顔のそば、お腹、足元と下に向かうほど信頼度が高まると言われています。つまり足元で寝ることは大きな信頼を寄せていることになり、飼い主として喜ばしいことなのです。
飼い主を守ろうとしている
足元は頭から最も離れている場所なので、何かあった時に気づきにくいと言えます。そんな足元で愛犬が寝るのは、飼い主を守ろうとする気持ちが働いているのではないかと言われています。自分の背中やお尻をくっつけて寝る場合は、危険があった時にいち早く気づいて飼い主を守るという気持ちの表れである可能性が高いです。
犬が寝る位置で飼い主との関係が分かる!
愛犬が飼い主の足元で寝る理由が判明しましたが、それ以外の寝る位置で飼い主との関係がさらにわかると言われています。ここでは愛犬の寝る位置別に心理を探ってみました。
飼い主の枕元で寝る
愛犬が飼い主の枕元で寝る場合、顔を飼い主に近づけることで、側にいることを強く感じて安心できるという心理が働いている可能性があります。ただ、もし枕に顔を乗せるだけであれば、単純に愛犬にとって寝やすい姿勢なのかもしれません。
飼い主の背中にくっついて寝る
背中にくっつくと飼い主と広い面性で温もりを感じやすいところがポイントです。この場合、愛犬は安心・リラックスしている状態で、心地よさを感じるために背中にくっついているのかもしれません。また、愛犬が飼い主に背中やお尻をくっつけてくる際は、飼い主への信頼の証と言えます。
飼い主の腕枕で寝る
もともと犬は体を寄せあって寝る習性があるため、甘えん坊の性格の子であれば、寝るときも飼い主にくっついていたいと感じている可能性があります。しかし、その反面飼い主から極端に離れることを嫌がる場合は分離不安症になっているかもしれません。飼い主がいなくなると精神的に不安定になり、吠え続けたり、物を壊すなどの問題行動を起こすのです。改善するためには構い過ぎず、必要のない訴えは無視するなど、飼い主側の態度で改善することができるでしょう。
飼い主の膝の上で寝る
人間の膝の上は暖かくて心地がよいことや、飼い主さんが動いたらすぐに反応できることから、寝ることがあるとのこと。また、膝の上を自分の場所と捉えている場合は、飼い主を独占したいという気持ちの表れかもしれません。
最後に
今回は犬が飼い主の足元で寝る理由や、寝る位置別に飼い主との関係を調査してきました。寝る位置も色々あり、愛犬と飼い主さんの位置関係から、ある程度愛犬の気持ちを汲み取ることができます。前提として、警戒心の強い犬は人のそばで寝ることは当然ではないのです。そのため、愛犬が近くで寝ている場合は信頼されている証拠だと言えるでしょう。ぜひこの記事を参考に愛犬がどこで寝ているのかチェックしてみてくださいね。