2023年も残り2ヶ月となり、高校3年生で進路が決まり始める人も増えてきているようです。そうなってくると時間ができ、アルバイトを始める人も出てくるのではないでしょうか。
そこで今回はそんな初めてのアルバイトを応援するため、応募から面接、初出勤までを徹底解説していきます!
アルバイト初出勤までの流れ
まずはアルバイトをするにあたって初出勤までの流れをまとめると
- 応募(WEBもしくは電話)
- 面接
- 出勤初日
の3行程です。それぞれ詳しく解説していきます。
1.応募
まずは求人誌、求人情報サイトで働きたいバイト先を探します。見つけることができたらWEBの申し込みページから、もしくは電話で直接連絡を取りましょう。
WEB応募
応募フォームから応募
WEBから応募する場合、求人サイトに応募フォームがあるので、名前、フリガナ、電話番号、メールアドレス、連絡の取りやすい時間帯、生年月日など、応募に必要な情報を正しく入力しましょう。
必須でない任意の項目についても、書くべきことはなるべく細かく、詳しく書いたほうが、選考もスムーズに進むので、お勧めです。
入力ができたら応募をしますが、「応募」を押す前に入力間違いがないかどうかをしっかりと確認します。ここでミスがあると、応募先からの連絡が受け取れないので要注意です。
企業の中にはメールでの日程調整などを行うところもありますので、迷惑メール設定をしている場合は、設定を解除しておくようにしましょう。
また、企業から面接の日程調整の連絡が電話で入る場合があります。出ることができないこともあるので、留守番電話設定をしておくと良いでしょう。
企業からの折り返し連絡
応募が完了すると1〜3日で応募先から日程調整の連絡が電話かメールで来ます。自分のスケジュールで無理のない時間に面接の日程を入れるようにしましょう。
その際のやりとりもアルバイト選考の一つだと思って古土場使いなどに注意をし、受け答えをするように注意します。
電話応募
事前準備をしっかりと
電話で応募する場合、その場で面接日程調整などをすることもあるので、しっかりと事前準備をしておきましょう。
事前準備で必要なのが以下の4点です。
- 人票の用意
応募する求人の情報を電話しながらでも確認できるようにしましょう。
- かける時間帯を確認
電話受付時間が求人票に記載されている場合はそれに従いましょう。指定時間外に電話をしてしまうと、応募先の業務を邪魔してしまうので、注意が必要です。
- 電波状況がいい場所で
電話中に切れてしまうことがないように、電波がしっかり入るところで電話をかけるようにしましょう。
- 筆記用具を用意
面接日時、場所などを書きとめるために筆記用具の用意をしておきましょう。
通話中に注意すること
準備ができたらいざ電話をします。その電話で注意しないといけないことが2つあります。
- 名前と求人応募したいことを伝える
まず当然ですが、自分の名前を伝え、求人に応募したいことを相手に伝えましょう。その際、相手にわかりやすく伝えるため、ハキハキと、できるだけ丁寧に話すことを心がけましょう。
さらにアルバイト採用をまだ継続しているかを確認します。継続していない場合は、縁がなかったと思って、次の応募先を探しましょう。
- 面接の時間と場所、持ち物、服装を確認
アルバイト採用を継続していればアルバイト 面接日程の調整に入ります。応募先から2,3日程が提示されることが多いので、自分のスケジュールと照らし合わせて、確実に行ける日を設定しましょう。
面接日程が決まったら、履歴書など、当日の持ち物や服装を確認します。メモを取りながらしっかりと復唱して、間違いないようにしましょう。
2.面接
応募がしっかりできて、面接日程が決まったらいざ、面接です。面接を受けるにあたって、いくつか準備と注意点があるので、まとめておきます。
面接を受けるために履歴書を作成
まずは履歴書を作成しましょう。履歴書 どこに売ってると疑問に思う方もいるかもしれませんが、応募先から特に指定がない場合は、コンビニに売っている一般的なもので良いでしょう。初めて記入するときに悩むのが以下の4点です。
- 汚さない
大前提ではありますが、履歴書は汚さないようにします。もし汚してしまった場合yや書き間違えてしまった場合は、新しい履歴書に書き直すようにします。履歴書も第一印象が重要です。
- 黒いペンで丁寧に書く
シャーペンや色ペン、消せるボールペンでの記入はNGです。黒インクの水性ボールペンを使鵜のが一般的です。字は下手でも構いませんので、分かりやすく丁寧に書くのがポイントです。
- 学歴・職歴の欄は省略せずしっかり書く
学歴・職歴については小学校卒業から「〇〇中 卒」など省略せず、「〇〇中学校 卒業」と記入するようにします。
- 志望動機や本人希望欄の欄は嘘偽りなく書く
応募先から最も注目される欄になるので、なぜそこで働きたいのか、採用されたらどんな仕事をしたいのかを書き、仕事がしたいという気持ちをアピールすることが大切です。ただし、採用されたいから嘘を書くのはNG。面接で確認されてボロが出るくらいなら素直に書いた方が良いでしょう。ただし、「家から近いから」「給与がいいから」と”素直すぎる”記入も避けた方がいいでしょう。
面接のマナー
履歴書の準備ができたらいよいよ面接です。ここでもいくつか注意点がありますので、まとめていきます。
- 面接時の服装・髪型・メイク
服装、身に着けるもの、爪やヒゲ、メイクは個性的すぎるものは避け、清潔感のあるものを選ぶようにしましょう。
服のしわや汚れがないか、爪やヒゲは手入れがしてあるかを確認し、メイクは基本的に控えめにしましょう。
- 2.持ち物・準備するもの
当日は履歴書、スケジュール帳(メモ帳)、筆記用具を忘れずに持っていきましょう。
履歴書は、汚れたりシワにならないように、クリアファイルか封筒へ入れておきましょう。スケジュール管理を携帯でしている人も多いと思いますが、面接中に携帯を確認することを失礼だと感じる人もいるので、スケジュール帳で確認するようにします。また、手書きでメモをとることで忘れにくくなるのでお勧めです。
- 面接場所への到着時間
予定時刻の5〜10分前に入るのがベストで、時間は厳守します。遅刻よりはマシですが、あまりにも早く着くのも先方の迷惑になるので気を付けましょう。
やむ得ない事情で遅れそうになった場合は、必ず電話を入れましょう。無断キャンセルは厳禁です。
- 受付での挨拶
会社・お店に到着したら受付や近くのスタッフの方に、名前とアルバイトの面接で来たことを伝え、面接担当者に取り次いでもらいましょう。担当者が到着するまでは面接中だと思い、気を抜かないように注意しましょう。
- 入室の仕方・入り方
企業のオフィスで面接を行う場合、待合室で待機をします。面接会場への入室をうながされたら、ドアを「コン、コン、コン」と3回軽くノックします。中から入るように促されてから、「失礼します」と声をかけて入室します。入室後は静かにドアを閉めます。
※先に入室していて、担当者を待っている場合には、担当者が来たら一度席から立ち上がって、挨拶をしましょう。
次に、イスまで進み、イスの左側で両足をそろえて背筋を伸ばして姿勢よく立ち、担当者の目を見て名乗ってから、丁寧に一礼します。その後、席へは担当者に座るよう言われてから着席しましょう。
個室のない場合個室のない飲食店では、待たされたテーブルでそのまま面接することになります。履歴書、筆記用具などはかばんからいつでも出せるようにしておきましょう。
- 面接スタート
面接では、リラックスして肩の力を抜き、背筋を伸ばして姿勢よく席に座りましょう。背もたれにもたれかかったり、足や手を組むと行儀が悪いので注意します。
そして、面接官の質問には、落ち着いて相手の目を見て素直になるべく丁寧な言葉で答えていきましょう。明るくハキハキ話せば大丈夫です。
志望動機や自己PRはコンパクトにまとめ、だらだらと長く話さないように。面接官の質問には「はい・いいえ」だけで終わらせず、うまくキャッチボールができるとベスト。会話に自信がない場合は、相手の目を見て真剣に話を聞き、うなづいたり、「はい」「そうですね」とあいづちを打って聞き上手を目指しましょう。
3.出勤初日
アルバイト 面接も無事に合格したらいよいよ出勤初日です。初日の注意事項などをまとめます。
「バイト初日」のマナー3カ条
「遅刻しない」「挨拶は元気よく」「必ずメモをする」の3つがバイト初日のマナーです。どれも基本的なことで、なにより大切なことです。
また、疑問に思ったことや、わからないことは素直にその場で聞くことが重要です。「聞くは一瞬の恥、聞かないのは一生の恥」です。最初はわからないのは当然なので、恥ずかしがらずに質問をしましょう。
新人に失敗はつきものです。もし失敗しても、すぐに辞めようとはせずに、素直に謝りましょう。大事なのは同じ失敗を繰り返さないことです。
時間は10分前行動を意識
バイト初日は指定された時間の10分前がちょうどいいでしょう。
初日は簡単な説明後、制服に着替えることが多いので良いですが、2日目以降は制服に着替えるなど、準備が必要になるので、着替えの時間も考慮して、少し早めに行くことを心掛けましょう。
バイト先によっては従業員専用口があるので、面接のタイミングや、採用の連絡をもらったときに事前に確認しておきましょう。
挨拶と自己紹介
バイト先に着いたら、最初に会った人にまず挨拶しましょう。明るく笑顔で、元気よく挨拶ができれば好印象です。もしも相手の人が接客中の場合は、無理に挨拶はせず、余裕があるときを見計らって声をかけるようにしましょう。
初日の持ち物
面接時や採用連絡を受けたときに、持参物を確認しておきましょう。メモ帳とペンは言われていなくても持っていきます。
初めての業務になるので、すべてを記憶するのは難しいため必ずメモをしましょう。メモしておけば、自分で確認することもでき、「しっかりしている」と好印象を持ってもらえる可能性もあります。教えてもらったことはメモする癖をつけて、次回に困らないようにしましょう。
企業によっては契約書や給与振込先の書類に印鑑が必要な場合があります。他にも免許証や健康保険証など本人確認書類も必要になる可能性が高いので、忘れないよう前日にきちんと用意しておきましょう。
初日の失敗談
アルバイト初日は緊張します。先輩たちが経験したアルバイト初日の失敗談をまとめます。
⇒ お客様通用口から入ってしまい、先輩からお客様だと思われ、きまずい雰囲気になってしまった。
⇒ コンビニのバイトでしたが、初日からレジに立たされ、とにかく噛みまくりました。
⇒ コンビニバイトでお弁当のソースをそのまま温めて破裂させてしまった!
⇒ 領収証を依頼されて、そのとき初めて「領収証」の存在を知りました・・・。
⇒ お釣りの計算が苦手で怒られてしまい、初日からバイトを辞めようか真剣に悩みました。
最後に
今回は初めてのアルバイトをする方に向けて完全ガイドとしてまとめてきました。
全てが初めての体験になりますが、ここでの経験が必ず学校を卒業して社会人として働くときに生かされるので、いいアルバイト経験をしてくださいね!