先日、埼玉県所沢市にある古民家付き農園corot(コロット)に小学生と子供と父と宿泊してきました。
本物のかまどに五右衛門風呂!と、なかなか貴重な経験が出来ました^^
その時の様子を詳しくご紹介します。
これから行ってみようかなーと思ってる方の参考になれば嬉しいです♪
所沢にある古民家付き農園corot(コロット)に子連れで宿泊
現代の生活は便利なものであふれていますよね。
ご飯を食べるのにも、お風呂に入るのにもスイッチ一つで終了。
ある日小学校の授業で郷土博物館見学や七輪体験をしてからというもの、昔の生活や自然体験に憧れを抱いているうちの娘。
「ならもうすぐ春休みだし、ママの実家に昔の道具が色々あるからじいじに出してもらおうか?」
と実家に帰省することに。
ついでに春休みだから色々連れて行こうと、実家の周辺のレジャースポットも検索していた所、ホントにたまたま見つけたのがこの宿でした。
埼玉県所沢市にある古民家付き農園「corot」です。
都内からのアクセスも1時間程度と近いのにも関わらず。
この宿は、貸農園のほか昼間は畑での野菜の収穫体験やバーベキュー、流しそうめん、餅つき体験。
夜は古民家に宿泊し、かまど炊きご飯やピザ窯、囲炉裏も体験できます。
そしてなんと五右衛門風呂も。
五右衛門風呂って、すごくない?!
と、思い。
娘に写真を見せたところ「行きたい行きたい!」と大興奮!
こういう体験できるの、子供は大好きなんですよねー。
この宿、宿泊人数は20人程度まで、間取りが和室30畳、洋間8畳その他ダイニングキッチン、五右衛門風呂、洗面所、トイレ、庭が貸切という広さ。
さすがに私と子供だけでは広すぎるので、じいじにも泊まってもらうことにしました。
所沢の古民家corot(コロット)の予約は早めに!
予約は農業体験メインの朝10時から16時までの日帰りプランと、宿泊体験ができる17時から翌朝9時までの素泊まりプランがあります。
農業体験はじいじの畑でもできるので、素泊まりプランのみ予約する事に。
早速予約しようと宿のホームページから予約票を見てみると、なんせ1棟貸しの古民家、1日1組しか泊まれないので希望の日に空きが無く。
本当は上の娘も連れてきたかったのですが、唯一空いていたのが上の子の英語宿泊合宿の日だけだったので、その日に予約を入れる事にしました。
ちなみに、予約は宿のホームページで6か月先まででき、空き状況も予約画面で確認できますよ。
キャンセル待ちは出来るようなので、希望する場合はキャンセル待ちで登録しましょう。
なぜか予約画面は英語混じりなんですが、waiting list=キャンセル待ち、be on the waiting list=キャンセル待ちに登録、 bookingもしくはbook appointment=予約(キャンセル待ちではなく正式な予約) です!
今回私が予約したのは宿泊日の約1か月前。
しかも宿泊日が子供の春休み中だったので、空いている日があまり無かったですね。
1棟のみなので、日程がわかるなら早めに予約したほうがいいですよー。
corot(コロット)の様子
宿ですが、外観はレトロな古民家で趣があります。
庭には樹齢800年の大きなケヤキの木や、かまど、ピザ窯、井戸、昔お味噌を作っていたという窯があります。
ヤギのめいちゃんがいて、可愛かったー。
子供は大興奮!めいちゃんからは相手にされていませんでしたが(^-^;
宿のスタッフさんが言うのには、めいちゃんはたまに突進してくる時があるので離れて見て下さいとの事。
ウチのもたまにそうなりそうな時があったので、お子さんが近づきすぎないように注意したほうがいいですね。
玄関の扉を開けると、広い土間に広々とした和室がとても開放的な空間でした。
ここは本当に埼玉なのか!
と、思うようなどこか遠くの懐かしい風景にタイムスリップしたような感じで。
土間には囲炉裏があり、炭代500円払えば囲炉裏も体験できます。
掘りごたつもありましたよ。
壁などは古い感じがしましたが汚い感じの古民家ではなく、掃除が行き届いています。
お風呂も五右衛門風呂なので古さは当然ありますが、キレイでした。
トイレもキレイで便器が最新のウオッシュレットになっているあたりの気遣いがいいですね^^
トイレだけは新しいほうが気持ちいいですからね。
ただトイレの扉が昔の怪談話に出てきそうな木の扉なので、子供はちょっと怖いかも。
夜中に子供に起こされるのは覚悟したほうがいいでしょうね(笑)
寝具も清潔で押入れに枕、敷きパッド、敷布団、掛布団、毛布が大量に入っています(20組程度)。
カバー類は宿のスタッフさんがわたしてくれました。
古民家で風の通りがいいので、夜中はかなり冷えました。
夜中トイレに起きてから、私も子供も「寒い寒い!」となり。
もうすぐ4月というのに毛布2枚、掛布団1枚もかけて寝ました。
大量に寝具があるので、多めに布団をかけて寝たほうがよいです。
でも、一軒家(古ーい木造。ある意味古民家?)に住むじいじは、「そんなに寒くなかったねー」と言っていたので、マンション住まいの私たちが弱いだけかもしれないですが。。
宿泊は素泊まりしかないので、食事は自分達で用意します。
せっかくかまどがあるのでご飯はかまどで炊くのがおすすめ。
炊き方もスタッフの人が丁寧に教えてくれるので、はじめてでも全然大丈夫です。
炊くならお米は3合以上あったほうが美味しく炊けるそうなので、少人数でも3合はあったほうがいいですよ。
車で数分程の所に「ベルク」という大きなスーパーがあるので、自宅から持ってきたお米以外の食材ははそこで調達しました。
スーパー「ベルク山口店」は下山口駅出口から徒歩4分なので、電車で来る人にもおすすめですね。
調味料やサランラップなどのキッチン用品は宿に揃っているので特に買わなくても大丈夫。
ティッシュなどの日用雑貨のほか洋間に救急箱もあって、結構色々とそろってるなーと。
自宅にあるものと変わらないくらい色々ありました。
用意するものが少ないのはたすかりますよねー。
歯ブラシや着替えは無かったですが、タオルはバスタオルが人数分あります。
お茶などの飲み物は宿の門の外に自販機で買えましたが、スーパーで買ってきちゃったので買いに行くことは無かったです。
ちなみにお世話をしてくれるスタッフさんですが、母屋に住んでいるおばあちゃんと子供夫婦なのかなという感じでした。
ご家族で経営してるっていうことなんでしょうねー。
その辺は詳しく聞いていないので、他にもお世話をしてくれる方がいるのかもしれませんけど。
朝9時から夕方6時までは古民家の周辺に常駐しているようです。
基本的にチェックイン後は、古民家の中にまで立ち入ってくれることはしませんが、外でヤギのメイちゃんのお世話や掃除をしているので気軽に話しかけられました^^
宿の隣に母屋があり、何かあればそのお宅に声をかけると古民家の方が出てきて対応してくれます。(夜間もOKです)
チェックインの時は古民家で待っていてくれますが、チェックアウトは母屋か庭の周辺にいるので一声かける感じですね。
夕方5時チェックインの時に施設の説明、6時に雨戸を閉めて下さり「なにかあれば母屋にいるので声をかけてくださいねー」と言われます。
朝は8時ごろには雨戸を開けに来てくれます(寝坊できない!笑)
家の中は家族だけでリラックスできるけど、何かあればすぐ近くにいるというので安心感がありました^^
所沢の古民家corot(コロット)の料金やアクセス
料金ですが通年、「日帰りプラン(10時~16時)」で、大人1200円、子供(3~12歳)800円、「素泊まりプラン(17時~9時)」で大人4300円、子供2800円。
11月から3月は暖房費1組につき500円の加算です。
その他駐車場代300円と炭代500円から、BBQコンロや流しそうめん器具レンタル、餅つき器具レンタルもあります。
薪代は日替わりプランのみ1500円かかります。
西武狭山線「下山口駅」または「西武球場前駅」より徒歩15分です。
都心から1時間くらいで着いちゃうので子連れでも楽でした。
かまどでのご飯の炊き方や、五右衛門風呂の入り方など、初めてでもスタッフの方が教えてくれるので安心です。
また、宿のホームページで詳しい動画があるので、そこでも確認できるのがいいですね。
気軽な昔体験に、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか?
埼玉県所沢市山口2040
TEL 04-2930-4202(9時~18時)