秋田県仙北市角館の桜は東北地方屈指の桜の名所。
当然見頃時期になると地元民や観光客で混雑が凄いです。
駐車場探しや写真撮影の場所探しに苦労することもよくある光景。
そこで駐車場の混雑情報と、ぜひ見逃してほしくない撮影スポットをご紹介します。
角館 武家屋敷の桜が見頃になるのはいつごろ?
秋田県仙北市にある角館は「みちのくの小京都」とも呼ばれ、美しい武家屋敷の街並みが広がっています。
東北屈指の桜の名所なんですが、桜と武家屋敷って言う組み合わせがまた魅力的なんですよね。
そんな角館の桜が見ごろを迎えるのは、ちょうどGWのころの4月下旬から5月上旬にかけてです。
例年4月20日~5月5日ごろにかけて、「角館の桜まつり」が開催されてライトアップも実施。
武家屋敷通りのしだれ桜と桧木内川(ひのきないがわ)堤にあるソメイヨシノの桜並木が、夕方から綺麗に浮かび上がる様は必見ですよ!
武家屋敷通りのしだれ桜は、400本もあり優雅に咲き乱れています。
桜と言えばソメイヨシノを連想しますが、枝垂桜も風に揺れて実にはかなげで魅力的ですよ♪
桧木内川にある桜並木は実に2キロもの長さで、川沿いに一斉に咲き誇る姿は遠目に白雲のように見えてまさに桜雲(おううん)
圧巻の一言ですね。
武家屋敷の枝垂桜も、桧木内川の桜並木も美しいので多くの人が見に来るのもよく分かります。
しかもGWと重なるとなったら、混雑は必至ですよね。
車で来る方は駐車場探しに苦労するし、桜の撮影をしたくても人混みでいいスポットが見つけられなかったりします。
角館の駐車場情報とインスタ映えもするようなおすすめの撮影スポットをご紹介しますね。
角館の桜 駐車場の混雑情報と桜並木駐車場について
角館は観光に力を入れていますが、それでも普段はとても静かな田舎町です。
が、桜が満開のシーズンはゴールデンウイークとも重なって100万人を超える人がどっと押し寄せることになります。
そうなると当然、ごった返しの大混雑になるのは目に見えてますよね(;・∀・)
数年前にバイパスができたので、少しは緩和されましたがそれでもまだまだ。
角館の桜は観光バスなどのツアーでも大人気で、お昼頃になると大型バスが列をなして到着します。
なのでマイカーで行く場合はできるだけ平日の早朝、どんなに遅くとも10時には到着しておきたいですね。
そして、特に国道46号線、105号線は絶対に渋滞しますので、避けましょう。
武家屋敷あたりも交通規制が多いので、なかなか駐車場までたどり着くのも難しかったりします。
というよりも、街中は道が狭く入り組んでいて迷いやすく、そのうえ観光客が大勢いるのでとてもストレスが溜まります・・・。
角館の駅から桜の名所までは徒歩約15分、レンタサイクルなどもあり、駐車料金は平均1日500円という良心的なところが多いです。
なので、一番混み合う武家屋敷あたりは避け、少し離れた角館駅周辺などに止めて、ぶらり散策するのが私としては一番おすすめです。
いくつか武家屋敷周辺の駐車場をご紹介しますね。
どこに駐車するにせよ、10時ごろまでには到着しておくこと、そして街中の運転は避けるようにしましょう!
1.桜並木駐車場
角館町北野97-1(桧木内川堤防沿い)
500円
武家屋敷にも桧木内川堤防にも近くとても便利ですが、さくらまつり開催期間中は大型車専門(バス)になる可能性が高いです!
2.武家屋敷臨時駐車場(平福記念美術館前)
角館町表町上丁4-4
500円
国道341号線(国道46号線旧道)から武家屋敷通りに入ってすぐ左手の空き地が、桜まつり期間中やイベント開催時に普通車の臨時駐車場となります。
平福記念美術館の向かい側です。
3.武道館駐車場
角館町表町上丁6
約40台
4.健康管理センター駐車場
角館町中菅沢77-28
約200台/500円
5. 田町山駐車場
角館町中菅沢77-30(角館交流センター近く)
約590台
6. 落合運動公園駐車場
角館町西野川原地内
180台/無料
7. 河原田家臨時駐車場
角館町東勝楽丁9
100台
こちらは武家屋敷にありながら穴場な駐車場。
意外と知られてないようです!
因みに、さくらまつり期間中の祝祭日は武家屋敷通りが歩行者天国となりますが、山側から入れます。
8.旧角館高校グラウンド
国道341号線武家屋敷入口交差点すぐ
※記事の最後にグーグルマップで各駐車場の位置が確認できます!
角館の桜 おすすめ撮影スポットご紹介
みちのくの小京都とも呼ばれ、情緒あふれる角館は桜とのコラボレーションが特に素晴らしいところ。
桧木内川堤の桜並木と武家屋敷の枝垂桜は、どちらも「日本さくら名所100選」に選ばれているんですよー。
その中でも特に見逃してほしくないスポットをご紹介しますね。
撮影スポットとしてもぴったりでインスタ映えするような場所ばかりですよ^^
桧木内川堤の桜並木
これはもう言うまでもないかもしれませんが・・・。
2㎞にも及ぶ桜並木は圧巻の一言です。
ソメイヨシノが小道の両脇に所せましと並んでて、まさに桜のトンネルのよう。
少し散り始めてくるころには、道も無数の花びらでおおわれて、ピンク色の桜の絨毯の上を歩くことができます。
古城橋付近
桜並木の北側にかかってる「古城橋」から南側を向くと、堤沿いのソメイヨシノの桜並木の全体像に加えて、桧木内川の南側にかかる「横町橋」の桜並木を一枚の写真に収めることができます。
「横町橋」の赤、堤沿いの草木の緑、山頂に雪が残る山々の白、そしてもちろんソメイヨシノのピンクが相まって、大人気の撮影ポイントですよ。
内川橋
桧木内川の南側にある赤い「横町橋」、さらに南に位置する「内川橋」。
今度は南サイドの内川橋から北を眺めると、ピンクに染まった古城山をバックに赤い横町橋をアクセントとして一望できます。
武家屋敷通り
162本の国の天然記念物に指定されているしだれ桜と合わせて約400本ものしだれ桜が咲き乱れています。
中には樹齢300年を超える枝垂れ桜もあり、その姿はただ美しいだけではなく、歴史の重みすら感じますよ。
武家屋敷の黒い塀と桜色とのコントラストも素敵で、どの角度から見ても情緒深い通りなんですが、中でもオススメな場所を少しだけご紹介しますね。
まず、武家屋敷の松本家の裏側。
こちらから北方向にある角館樺細工伝承館に向かう景色が素晴らしいんです。
その角館樺細工伝承館前は夕方からのライトアップも素敵!
明かりに照らされた枝垂れ桜が、日が落ちた中で浮かび上がるのはなんとも幻想的ですよ。
ちなみに伝承館前は人力車の乗り場になっています。
人力車に乗って桜を眺めるのもなんとも風情がありますよ。
ただやっぱり大人気なので、全車出払ってしまっていて乗れないこともしばしば(;・∀・)
歩行町の平福記念美術館には18本もの国の天然記念物の枝垂れ桜がある場所です。
平福記念美術館前にも巨大なしだれ桜「79番木」があり、一本だけでも見ごたえ抜群な立派な木なので見逃さないでくださいね!
角館の桜見頃時期と駐車場の混雑情報やおすすめ撮影スポットご紹介-まとめ
角館は秋田新幹線も止まり、駅からのアクセスも悪くありません。
それがそのまま混雑にも繋がるんですが、気軽に訪れることのできる桜の名所でもありますね。
ぜひ楽しんできてください(^▽^)/