節分と言えば豆まきでしたが、最近は恵方巻もすっかり全国的に定着しましたね。
その年の恵方を向いて食べると願い事が叶うといわれていますが、いろいろな食べ方が言われています。
笑いながら、目をつぶる、口から離さない、喋らない、立つ…。
全部実行するとなかなか大変ですよね(;^ω^)
でもこれってホントにそうしないといけない食べ方なの?って思いません?
食べきれない時もあるし、そういう時はどうするの?とかも。
恵方巻の食べ方をご紹介していきます!
恵方巻の食べ方 願い事をかなえるためには?
恵方巻っていうのはもともと昔から伝わる伝統ではありません。
明治後期か大正のころに、大阪で縁起担ぎに行われていたものがきっかけらしいですよ。
そこに企業が目を付けて一大イベント化とした、ある意味でバレンタインみたいなものですね(笑)
なので古いと言えば古いですが、新しいともいえる伝統です。
企業の戦略と分かってはいるけどイベントとして乗っかりたい、太巻きなんて何万もするようなもんじゃないんだし。
なーんてことを、私は思ってます( ´艸`)
さて一般的に言われているのは、その年の恵方を向いて1人で一本の太巻きを食べきれば、その年は幸福に恵まれるというもの。
そしてさらによく言われているのが、
- 食べている間は喋らない
- 食べる時は立つ
- 笑いながら食べる
- 目をつぶりながら食べる
- 口から太巻きを離さずに食べる
などなど。
でも言われていることを全て実行しようとしたら、相当大変なことになってしまいます。
ある意味で苦行に近くなるかも!?(;^ω^)
またスーパーやコンビニで売られている恵方巻用の太巻きって、やたらと太くて大きいですよね。
とても1人では食べきれないよ!みたいなことだってあり得ます。
本当にこれを全部守るべきなんでしょうか?
結論から言いますね。答えはNOです。
ただ中には、ちゃんと理由があってそう言われているものもあります。
願い事が叶う
本来は七福神にあやかった具材にしています。
決して豪華絢爛な具にするのではなく、かんぴょう、キュウリ、シイタケ煮、伊達巻、アナゴ、桜でんぶ、高野豆腐の7つです。
七福神は商売繁盛、無病息災などの神様ですよね。
それらの七福神を巻き寿司にして食べる=福を巻き込む=願い事が叶うという縁起ものですね。
恵方巻を切らずに食べきる
途中で縁を切らないようにという意味です。
本来の恵方巻はもっと細くて短いんだそうですよ。
一般的な太巻きと細巻き(かっぱ巻きとか納豆巻)の中間くらいをイメージしてください。
長さもその人に合わせて作っていました。
こうすると一気に食べきることは簡単ですよね^^
喋らずに無言で食べる
口から福が逃げないようにという意味。
もともと食べきれるサイズの太巻きなので、何十分も何時間も無言でいないといけないわけではありません。
もともとはこの3つでした。
笑いながらとか、目をつぶるとかはローカルルールだったり、なんとなーく始まってなんとなーく定着したようなものだと思いましょう。
だからといって、これは正しい食べ方でないんだから、こういう食べ方ではダメだ!っていうわけではありません。
もともと恵方巻自体がある地域で行われていた風習、それも何百年と続くわけではなく明治ごろに始まった風習です。
日本中に広まった感じの今では、その土地や家族ごとの食べ方があっていいんだと思います。
お雑煮のお餅は四角?三角?出汁は赤だしか白だしどっち?みたいなもんだと思いませんか?(*´▽`*)
恵方巻の食べ方 食べきれない時はどうする?
スーパーで恵方巻を買ってくると、存在感が半端なくてとてもじゃないけど食べきれない( ・´ー・`)
そもそも太すぎてかぶりつけないし(;^ω^)
女性の方にはよくあるお悩みじゃないでしょうか。
確かに恵方巻には、「縁を切らないように」という意味で太巻きを切らずに一本丸々食べきる習慣があります。
でもね、さっき上で書いたことをもう一度読んでみてください。
もともとは、恵方巻ってあんなに太くなかったんです。
太巻きと細巻きの中間くらいだったら、よゆうでかぶりつけますよね。
長さも別に決まってるわけではありません。
だってコンビニやスーパー、お寿司屋さんで売ってる恵方巻を見ても、お店によって長さって違いませんか?(笑)
なので食べきれないっていう時は、まずは小さいサイズを買うなり作るなりしましょう!
そのうえでやっぱり食べきれないっていうなら、別に残しても構いません(`・ω・´)
確かに縁起物の食べ物ですが、もともと神事だったわけではありません。
それに何よりも、神様ってそんなに意地悪ではないですよ(;’∀’)
イベントとして楽しむのであれば、なおさら気にしなくていいですよね^^
恵方巻の食べ方 願い事をかなえるためには?食べきれない時はどうする?-まとめ
もともとが一地方での風習から始まっているものなので、そこまで細かく気にし過ぎずにイベントを楽しむ感覚で過ごしてみてはいかがでしょうか?
そしてその他の多くの行事のように、あなたの家庭の過ごし方、楽しみ方を作り上げていくっていうのも素敵だと思いませんか?(*´▽`*)