正月飾りはいつ出す?仏滅や大安などの六曜や時間は関係ある?

 

もうすぐお正月、お正月と言えば正月飾りですよね。

でもこれっていつ飾るんでしたっけ?

確か飾ってはダメな日があったような気もするし、仏滅も避けないとダメなんだっけ?

縁起物だからこそこういったことって気になりますよね。

でも年に一度のことだから、正直覚えてなかったり(;^ω^)

そこで、お正月飾りはいつまでに飾るべきなのか?大安や仏滅などの六曜は気にすべき?飾る時間は?

すべて詳しくご紹介しますね(^▽^)/

 
  

正月飾りはいつ出すのがいいの?ダメな日はある?

お正月を迎える前にやるべきことの1つとして、お正月飾りがありますよね。

いつからいつまで飾るのかについては、地域によっても違いがあります。

それでも一般的な説として昔は

12月13日: 汚年(よごれどし)、家の中や外を掃除する日
12月23日: 御松迎(おまつむかえ)、松や竹を伐採して飾る日
12月31日: 御足洗(おあしあらい)、飾った門松などにぬるま湯をまいて場を清める

こんなスケジュールが一般的でした。

つまり12月23日に正月飾りを飾るのが一般的だったんですね。

でもこれは、クリスマスを楽しむ習慣がない時代のお話。

現在では25日まではクリスマスモードですし、大掃除も年末が近くならないとやってる暇がないっていう人も多いですよね。

そこで現在では、「この日に正月飾りを出すのはやめましょう」っていう日があります。

12月29日: 苦(9)もしくは二重苦(29)に繋がる
12月31日: 一夜飾りになる

として、この日に飾るのは避けるとしている地域が多いです。

また30日に関しては、旧暦の晦日にあたるため31日と同じとして避ける地域もあります。

となると、年内最後の候補日は28日になるんですよね。

しかも28日は末広がり(八)で縁起がいい!ということで、28日に飾る人もとても多いです。

まとめると、正月飾りを出すのにこの日ではないとダメっていうのはないけど、避けた方がいい日はありますよっていうことですね。

 

正月飾りを出す日に仏滅や大安などの六曜は関係ある?

12月28日は末広がりで縁起がいいし、29日と31日は避けた方がいいということから28日に飾る人が多いって書きました。

でも12月28日が仏滅だったら?

仏滅の次の日が大安になることが多いから、29日だけど大安のその日に飾る?

それともあくまでも28日にこだわる?

 

実は、正月飾りと六曜は関係ありません。

そもそもお正月飾りは神道の世界のお話ですよね。

でも六曜はもともとは中国から伝わってきたもので、昔は曜日の代わりに用いていました。

六曜は宗教とは関係がないんですね。

なので正月飾りを出すときに、六曜を気にする必要はありません(*´▽`*)

 

正月飾りを出すのに適した時間帯はある?

では時間帯はどうなんでしょう?

午前中の間に飾った方がいいとか、夜の方がいいとかあるんでしょうか?

これも実はあまり関係ありません。

正月飾りを取り外すときは、七草粥を食べる1月7日の午前中になんてよく言いますが、つける時はいつでもご自由に・・・です(笑)

でも正月飾りって玄関にも飾りますよね、門松とかしめ縄とか。

夜になると暗くなって見え辛かったりするので、翌朝よく見たら真っすぐになってなかった!なんてことも有り得ます。

できれば日のあるうちに、綺麗な形で飾りたいですよね。

 

正月飾りはいつ出す?仏滅や大安などの六曜や時間は関係ある?-さいごに

最近では12月25日までガンガンにクリスマスソングが流れていて、どこもクリスマス色全開ですよね。

で、日が変わると急にお正月準備に入って、街が静かにというか厳かになる(笑)

これでいいのか?と思う時もありますが(笑)、これはこれで現在の私達の年末の過ごし方です。

大掃除もお休みにならないと出来ない、正月飾りもなかなか買いに行けないという人もいると思います。

一般的にはこうしてますよっていう考え方をご紹介しましたが、これが唯一絶対のルールというわけでもありません。

お仕事の都合や帰省・旅行日程などで、どうしてもこの日にしか飾れないっていう人もいますよね。

大事なのは縁起のいい日に正月飾りを出すことではなくて、あくまでも心、気持ちの部分ですよ(*´▽`*)