いろは坂で車の運転は初心者でも可能?下りで使うエンジンブレーキって?

 

紅葉を見に、いろは坂へ車で!

帰省は車だし、運転自体は問題は感じないけど、実は山道の運転ってほとんどしたことがない。

いろは坂の運転は難しいって聞くけど、ヘアピンカーブが続くし、山道運転初心者にはハードルが高いのかな?

あれ?よく聞くエンジンブレーキってどういうのだっけ?(^^;

首都圏に住んでる人って、そういう方多いですよね。

はい、私もバッチリその1人でした(;”∀”)

今日は山道運転初心者の方が、いろは坂にチャレンジすることについてのご紹介ですよー!

 
  

いろは坂での車の運転は初心者でも大丈夫?

結論から言いますね。

山道運転の鉄則を守りつつ安全運転を肝に銘じていれば、初心者でも問題ありません。

上り(第二いろは坂)は片側2車線、下り(第一いろは坂)は1車線のどちらも一方通行です。

一方通行で対向車を気にしなくていいっていうのは、嬉しいですよね。

そしていろは坂の上りは正直さほどハードルは高くありません。

2車線だから慣れてる車は追い越していってくれるし、勾配もそれほどきつくありません。

下りは一車線ですが、その分道路幅が広いのでカーブも乗用車であれば曲がれないといった問題はありません。

ただし急勾配が続くので、そこが要注意ポイント!

次の章で詳しく説明しますね。

 

 
初心者でも大丈夫と言いましたが、2点だけ例外!

1つ目は運転自体が全くの初心者やペーパードライバーの場合。

免許取ったばかりの若葉ですとか、ハンドルを握るのは10年ぶりなんて方は私はあまりおススメしません。

不可能ではないですけど、そこまでしてチャレンジしないといけないですか?と聞きたいですねー。

2つ目が、雪道運転に慣れていない場合。

いろは坂は春から秋にかけての、夏タイヤで走行できる間は山道運転初心者でも大丈夫です。

でも冬は別。

日光市内が何ともなくてもいろは坂では雪が降ったり、路面凍結していたりとスノータイヤやチェーン必須です。

冬の山道に慣れている人でないと、事故を起こすリスクがぐーんと上昇します!

いろは坂に車で行くのであれば、観光シーズンの春から紅葉の季節くらいまでにしておきましょう(^^♪


 

いろは坂の下りの運転 注意するところは?

さて、いろは坂に車で行く場合、さっきも書きましたが上りはさほど勾配もきつくなく、難なく運転できるはずです。

問題は下りなんですよね( ・´ー・`)

注意するのは次の点です。

 

安全運転に徹する
当たり前ですが・・・(笑)

特に紅葉の季節は、いろは坂から見る紅葉はとても綺麗です。

同乗者は大満足するほど間違いなし。

でも運転手のあなたは紅葉に見とれてはダメですよ!

視線は前に向けておきましょう。

 

後続車に煽られても焦らない
いろは坂の下りは一車線しかないので、あなたの運転に後続車がイライラするかもしれません。

でもそれに焦ってスピードを上げないこと!

スピードを上げ過ぎてコントロールが効かなくなったらシャレになりませんよ。

 

カーブでは道路幅を目一杯使う
カーブってきついカーブよりも緩いカーブの方が曲がりやすいですよね。

道路幅を目いっぱい使って外側からカーブに入りましょう。

普通はこの時に対向車や隣の車線の車に気をつけないといけないんですが、ラッキーなことにいろは坂の下りは一車線です。

 

カーブに侵入時は速度を落として
教習所でスローインファーストアウト(Slow in Fast out)って習ったの覚えてませんか?

カーブに入る前に減速してカーブに侵入(スローイン)、もう大丈夫っていう地点を過ぎたら加速します(ファーストアウト)

F1とかのレーステクニックでしょ?っていう人もいますが、いやいやこれは普通乗用車でもカーブを曲がる時の鉄則です!

 

エンジンブレーキを必ず使う事
当たり前ですがずーっと下り坂が続きます。

フットブレーキ(アクセルの横にあるブレーキペダルを踏んでブレーキをかける)しか使っていない状況だと、長時間の連続使用でブレーキが熱を帯びてしまいます。

そしてそれが原因でペーパーロック現象が起こり、ブレーキが効かなくなってしまう危険が発生します。

エンジンブレーキを上手に使って、フットブレーキの負担を軽くしてあげましょう。

 

いろは坂を運転時のポイント エンジンブレーキってどうやるの?

ではどうやってエンジンブレーキをかけるのか?

普段、市街地や高速道路中心に走ってると、エンジンブレーキってほとんど使わないんですよね。

教習所で習ったはずなのに、あれ?エンジンブレーキってどこにあるんだっけ?サイドブレーキの事?みたいになってしまいます(;”∀”)

 
エンジンブレーキって言うのは、車のギアをシフトダウンして加速しづらくするってこと。

山道に慣れてる車なんかを見ていると、カーブを曲がる時でも車の後ろのブレーキランプがあまり光りません。

これはエンジンブレーキを利用しているから、フットブレーキを踏む必要が最小限で済んでるんですよね。

一方でエンジンブレーキを使ってない車は、ずーーっとブレーキランプがついたままでフットブレーキが熱くなってしまってるだろうなーって思います。

 
オートマ車の場合、通常はDにギアを固定して走ってますよね。

でもD以外にも、1とか2とかLとかってシフトがないですか?

いわゆる1速、2速とか言われるものですが、これはDよりもシフトダウンしたものになります。

マニュアル車が街中をゆっくり走る時は、1速や2速で走ることを考えればイメージしやすいかも?

ギアをDに入れておくよりも、1とかLに入れておく方がエンジンブレーキが強く効いて車の加速を抑えられます。

となるとフットブレーキも使用頻度が少なくなりますよね。

山道の下り走行では、このエンジンブレーキを利用してフットブレーキの負担を軽くしてあげてるんです。

エンジンブレーキを使ってる=フットブレーキは不要、ではないですよ!

フットブレーキも使うけど、使う頻度が少なくなるんです。

下り坂が続くときはどうせスピードも上げられないので、ちょこちょことギアを入れ替えるのではなく、最初からギアを一番低い1やLに入れておきましょう。

そうすればフットブレーキを踏む回数は格段に減りますよ!

下りが終わってスピードを出せるところまで来たら、ギアはDに戻してあげてくださいね。

1やLのまま60キロ、70キロと出さないように!

いろは坂の運転-さいごに

いろは坂は山道初心者でも問題なく走行できる坂道です。

ただし、自分の運転を過信しないこと、安全運転を厳守することを心がけてください。

もし心配なら、下りでは若葉マークをつけるのも手ですよね。

後続車が不必要にあなたの車に近づいてきたり、煽ってくるようなことはなくなるかもしれません。

もっとも過度な配慮も期待しちゃダメですよ(^^;

安全運転で行ってらっしゃい!

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