神田明神の神田祭2019の日程と神輿と神幸祭のルートを事前チェック!

 

神田明神の神田祭といえば、日本三大祭りにも江戸三大祭りにも数えられる、江戸を代表するお祭り。

毎年5月に行われています。

ゴールデンウイークが終わってお金もないけど、どこかに行きたい・・・。

そんな人はぜひ神田祭に行かれてはいかがでしょうか?

日本三大祭りの1つですから、一度くらいはぜひ参加してみましょう!

今日の記事では神田祭の日程と、神輿好きにはたまらない迫力ある神輿の巡行スケジュール、ルートをご紹介します。

 
  

神田明神の神田祭 2019年の日程をチェック!

神田祭は1日だけのお祭りではなく、1週間かけて行われます。

そして期間中ずっとというわけでもなく、今日は何時から、明日は何時からという感じで行事が執り行われるんですね。

というのももともとお祭りというのは神事ですからね。

どんちゃん騒ぎをするのが目的ではないんです。

ということで、2019年の日程です。

2019年は5月9日(木)~5月15日(水)となります。

一連のお祭りの起点となる場所は、当然ながら神田明神です。

神田明神

神田明神:東京都千代田区外神田2‐16‐2
最寄駅: JR中央線・総武線、東京メトロ丸の内線 御茶ノ水駅
     JR京浜東北線・山手線・総武線、東京メトロ日比谷線 秋葉原駅
     東京メトロ千代田線 新御茶ノ水駅
     東京メトロ銀座線 末広町駅
     
そして神田祭の期間の詳しいスケジュールはこちら!

 

 
5月9日(木)午後7時  鳳輦神輿遷座祭(ほうれんみこしせんざさい)

神田祭最初の神事です。

本殿に祀られている、だいこく様、えびす様、まさかど様(神田明神三柱の御祭神、御神霊)を、神幸祭(神輿の練り歩き)に備えて鳳輦(ほうれん、天皇が乗る神輿のことで屋根の上に金色の鳳凰飾りがある)や神輿に遷す(うつす)神事です。

儀式の間は雅楽が演奏され、あたりは松明の灯りによって神職が導かれていきます。

神田祭前半は、神幸祭に向けての準備だと思いましょう!

 

 
5月10日(金)夕刻  氏子町会神輿神霊入れ(うじこちょうかいみこしみたまいれ)

神田明神の氏子である全108町会が保有する神輿は大小200基!

これらの神輿に明神様の御神霊を遷す神事です。

前日は天皇の神輿に対してですが、この日は氏子の神輿に対してですね。

各町会の人達がお揃いの半纏や浴衣を着て参列するなかで、儀式は行われます。

神田明神の氏子は神田、日本橋、大手・丸の内、秋葉原。

あたり一帯で神田祭の本番となります。

 

 
5月11日(土)終日  神幸祭(神田. 日本橋. 大手・丸の内. 秋葉原巡行)

いよいよ御神輿の練り歩きです!

朝8時ごろに神田明神を出発。

一の宮・大己貴命(だいこく様)、二の宮・少名彦命(えびす様)、三の宮・平将門の鳳輦や宮神輿が、平安時代の衣装をまとった人達に付き添われ粛々と行進していきます。

これは江戸時代からずっと続いている行事!

およそ1,000名もの大行列となるんです。

この行列はただ歩いているわけではなく、途中途中で神事を行いながら神々の力によって神田明神108の氏子町会を祓い清めていくんです。

そして108町会をまわるということは、かなりの距離を歩くという事。

巡行する距離は30キロにもなるんだとか。

 

 
5月11日(土)午後3時  附け祭(つけまつり)

その時その時に流行しているものを取り入れながら、趣向を凝らした行列です。

こち亀両さんさんがバルーンになって登場したり、相馬野馬追騎馬武者十騎が行進、サンバチームの踊りなどなど、見ているこちらがとても楽しくなります。

この行列は近代に入ってからのものかと思いきや、江戸時代から続いているそうで、当時も最も人気があったんだとか。

江戸時代の人も現代の私達も、こういうものに喜ぶところは同じなんですね(≧▽≦)

附け祭は神幸祭とは別で、有馬小学校を午後3時に出発し、別のルートを通って日本橋三越前へ。

ここで神幸祭の行列と合流して、1時ごろに神田明神へと戻ってきます。

 

 
5月12日(日)終日  神輿宮入(みこしみやいり)

いよいよ、氏子108町会による神輿の練り歩きです!

朝9時ごろから夕方7時前ごろまで、丸一日かけて108町会、200基もの神輿の宮入が行われていきます。

江戸っ子にとってお祭りは血が騒ぐイベント。

前日の神幸祭が厳かに行われるとしたら、この日は彼らの威勢の良いセイヤ!セイヤ!が一日中響き渡るということに。

きらびやかな神輿を楽しみながら、迫力ある勇ましい掛け声に圧倒されちゃってください。

 

 
5月14日(火)午前11時  献茶式(表千家家元奉仕)

この儀式は1962年(昭和37年)に始まった儀式です。

ただし、献茶の儀式そのものは、表千家の家元による古式ゆかしい神聖なる儀式です。

華やかな着物を着た観覧客が、しーんとして見守る中、家元によって点てられた濃茶と薄茶は明神様の神前へと奉納されていきます。

 

 
5月14日(月)午後6時  明神能・幽玄の花(みょうじんの・ゆうげんのはな)

2003年に復活した神事能です。

江戸時代初期の神田祭は、この神事能が主体となったイベントだったらしいですよ。

時代とともにお祭りの内容も変化していったんですね。

ただやはり、神田祭の原型である神事能を知ってもらおうということで、近年復活しました。

 

 
5月15日(水)午後2時  例大祭

最後にしてもっとも大事な神事です。

正装の巫女が浦安の舞(巫女舞)を奉納し、祝詞奏上など拝礼と神事が執り行われます。

氏子の幸せはもちろんのこと、日本の繁栄と平和を祈念してくれています。


 

神田祭の神幸祭 巡行ルートを確認!

上にも書いたように、神幸祭の巡行ルートは30キロ近くにもなります。

ということは至る所で、行列を見るチャンスがあるという事!

ただ問題は、神幸祭と附け祭りのルートが一部違うということなんですよね( ;∀;)

神幸祭に関しては、あたり一帯のJRや地下鉄駅の前を通っていきます。

主だったルートは、神田明神→淡路町駅→神保町駅→大手町駅→岩本町駅→馬喰町駅→水天宮前駅→小伝馬町駅→三越前駅→神田駅→末広町駅→神田明神 です。

そして神幸祭も附け祭りも両方全部見たい!という欲張りな方は、合流地点の日本橋三越前から神田明神までのルート上で待っているのが一番ですね。

2019年の詳しいルートは、GW明けに公開される予定です(現在鋭意制作中だそうですよ!)

ただ例年のルートと変わらないと思うので過去のものを貼っておきますね!

ピンがついているところが、各駅の通過時刻ですよー。

神田祭の神輿ルートは?おすすめポイントはここ!

神輿練り歩きの詳細なルートもGW明け後の発表となります。

例年のおすすめ見学ポイントは、神田明神近くの本郷通り湯島聖堂前交差点から神田明神下交差点です。

ここはゴール地点の神田明神前ですので、多くの神輿が通りますよ。

過去の神輿ルートを参考までに貼っておきますね。

今年の分の発表がありましたら、最新情報をお知らせします!