2018祇園祭の日程!山鉾巡行、宵山、屋台などおすすめの日をご紹介!

 

京都の祇園祭と言えば、日本三大祭りのひとつですよね。

ちなみに残りの2つは大阪の天神祭東京の神田祭です。

神田祭の代わりに青森ねぶた祭りがランクインする場合もあるようですが。

さてこの祇園祭、日本人で聞いたことのないという人は少ないと思いますが、一か月間も続く長丁場のお祭りだということはご存知でしたか?

今日はこの長い長いお祭りの日程と、有名どころである山鉾巡行や宵山、屋台や歩行者天国が現れる日をご紹介します!

 
  

京都祇園祭の日程 2018年はどんな感じ?

京都祇園祭は八坂神社で行われるお祭りで、毎年7月1日から31日までの間行われます。

基本的には全て神事のため、神職や関係者のみで行う非公開のものと一般公開するものに分かれます。

さらに伝統的な行事に加えて、歩行者天国や屋台を出現する日を設けるなど、神事としてのお祭りだけでなくイベント気分も高まる日があるのがいいですよね。

ちなみに御神輿の練り歩きを、週末に合わせて行うお祭りも全国には多くあります。

でも祇園祭は全ての行事が毎年同じ日に行われるんですねー。

毎年7月1日に始まり31日終わる、このスケジュールは変わらないので、その間のイベントも実施日は変わりません。

となると有名な山鉾巡行などは、平日にあたるか週末にあたるかで動員数が大きく変わったりするんでしょうね。

 
さてそんな長丁場のお祭り、各イベントを細かくご紹介すると大変なことになってしまうので、ここでは主な行事に絞ってご紹介しますね(=゚ω゚)ノ

基本的にここでご紹介するイベントは、観覧可能です!

7月2日 くじ取式
前祭(さきまつり)、後祭(あとまつり)で行われる山鉾巡行の順番を決める日です
※抽選にあたったら見学可能

 
7月10日 お迎え提灯 (八坂神社→市役所前→八坂神社)
御神輿を迎えるために、提灯を持った行列が街を巡行します

 
7月10日 神輿洗 (四条大橋)
お迎え提灯の後、御神輿を四条大橋まで運び出して鴨川の水で洗い清めます

 
7月10日~14日 前祭 鉾建て(10日~11日)、前祭 山建て(11日~14日) (各山鉾町)
各山鉾町で、前祭の巡行に使用する山鉾23基が組み立てられます

 
7月12日~13日 前祭 山鉾曵き初め・舁き初め (各山鉾町)
本番の山鉾巡行の前に、組み立て終わった山鉾を実際に動かします。
一般人でも実際に体験することができますよ!

 
7月14日~16日 前祭 宵山 (各山鉾町)
夜になると組み立てられたそれぞれの山鉾に、数十もの提灯に明かりが灯されます。祇園囃子が奏でられ、華やかな雰囲気に。15日、16日は歩行者天国や屋台の出店があります!

 
7月14日~16日 前祭 屏風祭 (各山鉾町)
家宝となってる屏風などが披露されます。それぞれの町屋などで披露されるため、通りから見ることになります。無料のところも、有料のところも。

 
7月17日 前祭 山鉾巡行
23基の山鉾による巡行です。

四条烏丸 (午前9時00分) →四条河原町(9:35) → 河原町御池 (10:20) → 新町御池(11:20)

 
7月17日 神幸祭(しんこうさい) (八坂神社→四条御旅所)
山鉾巡行の後、夕方(16時頃)から神輿3基が氏子町内を巡行します。

八坂神社へは戻らず、八坂神社の四条御旅所(おたびじょ)がゴールとなります。

 
7月18日~21日 後祭 山鉾建て (各山鉾町)
各山鉾町で、後祭の巡行に使用する山鉾10基が組み立てられます

 
7月20日~21日 後祭 山鉾曵き初め・舁き初め (各山鉾町)
本番の山鉾巡行の前に、組み立て終わった山鉾を実際に動かします。
一般人でも実際に体験することができますよ!

 
7月21日~23日 後祭 宵山/屏風祭 (各山鉾町)
夜になると組み立てられたそれぞれの山鉾に、数十もの提灯に明かりが灯されます。祇園囃子が奏でられ、華やかな雰囲気に。

各町屋で家宝となってる屏風などが披露されます。後祭の宵山は歩行者天国や屋台の出店がありません!

 
7月24日 後祭 山鉾巡行
10基の山鉾による巡行です。

烏丸御池 (午前9時30分) →河原町御池(10:00) → 四条河原町(10:40) → 四条烏丸(11:20)

 
7月24日 花笠巡行
京都花街のきれいどころの踊、子供神輿、?園ばやし、稚児など総勢千人の行列が巡行します。巡行後の八坂神社では奉納の舞があります。

八坂神社(午前10時00分) →四条寺町 → 寺町御池(10:50) → 河原町御池 → 四条河原町→ 八坂神社(12:00)

 
7月24日 還幸祭(かんこうさい)
四条御旅所に留まっていた神輿3基が、17時頃に出発して氏子町内を巡行した後、八坂神社へと戻ります。

 
7月28日 神輿洗
再び四条大橋で神輿を洗い清めます。
八坂神社から四条大橋までは松明で清められます。


 

祇園祭イチオシの山鉾巡行の日程はこうなってます!

上に書いた主な行事を見て気付いたでしょうか?

そう、祇園祭は大きく分けて前祭と後祭に分かれています。

それぞれで同じような行事を繰り返すんですね。

そういうわけで、祇園祭一番人気の山鉾巡行も2回あります。

もう一度スケジュールをおさらいしますね。

1回目の山鉾巡行(前祭)は7月17日、今年は火曜日ですね。

午前9時に四条烏丸を出発し、四条河原町(9:35)→河原町御池(10:20)→新町御池(11:20)となっています。

山鉾は全部で33基あるんですが、そのうちの23基が前祭山鉾巡行に登場します。

そして2回目の山鉾巡行(後祭)は7月24日、こちらも火曜日です。

残りの山鉾10基が巡行に回ります。

前祭とは逆ルートとなり、9:30に烏丸御池を出発、その後、河原町御池(10:00)→四条河原町(10:40)→四条烏丸(11:20)へと戻っていきます。

 
そして山鉾巡行と言えば、ニュースで必ず報道されるのが山鉾の辻回し

これは何かといえば、山鉾の方向転換ですね。

山鉾についている車輪は車のように滑らかに曲がることが出来ません。

電車の車輪を思い浮かべてください。

電車は車輪を首を振るようにして動かすことが出来ないですよね。

山鉾も同じなんですねー。

なので強制的に、人の力で方向転換をさせます。

何十人もの男衆が力を合わせて方向転換をさせると、周囲からは拍手喝さいがおきますよ(^O^)

この辻回しを見られるのは、四条河原町交差点、河原町御池交差点、新町御池交差点の3か所!

ただし当然ながら、毎年場所取り戦線が繰り広げられていますので、近くで見たい!という方は早朝から気合を入れて参戦してくださいね。

 

祇園祭の日程 屋台や宵山はいつ?

前祭と後祭の宵山は、7月14日~16日(前祭)、7月21日~23日(後祭)です。

それぞれ3日間ありますが、初日から「宵々々山」「宵々山」「宵山」と呼ばれています。

覚えておくと、ちょっと通な気分になりますよ♪

そして前祭宵山のお愉しみは、歩行者天国と屋台の出店!

15日と16日限定で、四条通の八坂神社から堀川間が歩行者天国となり、屋台も立ち並んでます。

例年ですと18時ごろから23時ごろまでなので、ぜひお祭り気分を味わいに行きましょう!

山鉾巡行では山鉾までの距離がちょっとありますが、この宵山では間近で山鉾を見られるチャンスです!

また屏風祭もお見逃しなく!

それぞれの家や商店が家宝として大切にしている屏風や人形が飾られており、その家とは無関係な私達が間近で見られるチャンスなんてそうそうないですよね。

山鉾に目が行きがちですが、こちらも目が離せないイベントですよー。

そしてそして。

祇園祭では毎年、この時にしか手に入らない限定モノも注目を集めますので、そちらもチェックをお忘れなく!

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祇園祭りの日程-さいごに

祇園祭の期間中は、とにかく全国各地から人が集まってきます。

全国どころか海外からも多くの人が来日するんだとか。

それに加えて、もともと一大観光地ですから、相当な混雑となります。

そういう混雑もお祭りならではの高揚感を感じられて楽しいんですが、盛り上がりすぎて体調を崩すなんてことの内容にしましょう!

特にこの時期は熱中症に注意が必要です。

充分な対策をしたうえで楽しくお祭りに参加してくださいね。